彼女さぁん ページ40
そんなこんなで古市さんと別れて次のターゲット?に移る。
次は碓氷真澄?くん!
いづみさんと話してる時にすごい怖い顔でこっち見てた人!!!
「あれ、Aサン?」
あ、あの赤髪……
『太一!!』
太「こんな所でどうしたんスか?」
犬みたいだなぁ太一……可愛い……
『あー、そうそう!碓氷真澄くん、って子探しててね!どっかで見なかった?』
太「真澄クン?見てないっスけど……」
『そっか……じゃあ久しぶりにお話しない?』
太「……!はいっス!」
わ、すっごい笑顔……なんか申し訳ない。
ターゲットっつっても仲間みたいなもんだしね……
真澄くんの代わり、なんて言っちゃアレだけど……まぁ、真澄くんいないし……しょうがない、よね……?
……にしてもなんて笑顔だ、古市さんとは大違いだ!!!
太「あ、Aサンさっき左京にぃと話してたっスよね?」
『えっ、左京さんって誰?』
太「あの金髪のメガネの人っスよー!!」
『……あ、古市さん!?!?』
左京さんっていうのかあの人……なんか右きょ……んんっ、黙っとこう。
てかまさか聞かれた?あんな腹黒Aさんを見られた?
太一に幻滅されたくない!!!そんな話したことないけど純粋な気がするもんこの個子!!
太「さっき二人で何か楽しそうだったっスよね!何話してたんスか?」
『いや、あー……あ!!古市さんが名前教えてくれないからずっと聞いてたんだけど……さ、左京さんって言うんだね!!!』
太「……Aサン、何か隠してないっスか?」
『ん゛っ!?!?』
え、何この子鋭い!!
太「あ、いやAサンちょっとソワソワしてたから……」
『あ、いや、あ、まだ真澄くんいないなって!!!!!』
太「……あ、そうっスよね!Aサンは真澄クンと話したいんスもんね!」
『あー、いや、うん、あの、そ、そうなんだけどね……?』
なんかその言い方だと私すっごい真澄くんのこと好きな人みたい……真澄くんの顔すら忘れかけてるんだけど……
太「……じゃ、ダメっスか?」
『……ん?ごめん、なんて________』
太「俺じゃ、ダメっスか!?!?!?」
「……は?」
『んっ?』
え、何が?え?
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夢花 (仮垢) - あ、えっ!?ホントなの!?(最後の夢主ちゃんの話) (2019年2月15日 12時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
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