【A3!】いつも甘ったるい声で話しかけてくるあの女は。【茅ヶ崎至】

彼女さぁん ページ31

『正論キックー！！！！』



なんて言って久しぶり、というかマジで怖くて1回しか喋らなかったゴリラにキックをかます。



丞｢おい、人を蹴るなんてことをするな。どうしたんだ。｣




でも痛いって言わない限り痛くないんですねわかります仕方ないよゴリラなんだもん。




『ムカつくのできました。』



丞｢理不尽の極みだな。｣



『じゃあ貴方はゴリラの極みですね。』


丞｢あ？｣


『ごめんなさい』



てか丞さんの理不尽の極みはツボるからやめてほしい。



今もそこにいる長髪くんがクソ笑ってるんだもん。死にかけてるよ。ヒッヒッフーって言ってるよ。さっき喋ったけど名前忘れたわ、誰だっけ？



『なんで！！！！丞さんが！！！王子様役がいいとか言われてるんですか！！！』


ずるいずるいー！！！なんて言ってじたばたする。



子供かよって言った長髪くんあとで土下座ね。




丞｢俺は元GOD座の元トップの役者だ。それが忘れられないんだろう。仕方ない。｣



『うるせぇ仕方なくねぇ！！！！月岡紬さんの良さがわかりますか！？月岡紬さんの良さを3つ言ってください！！』


丞｢儚い、華奢、顔が良い。｣



『分かってるやつだなぁおい！！！！』


なんでそんなに紬さんの良さを答えられるんだよ！！！すごいな！！！！

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