茅ヶ崎さぁん ページ16
茅「……は?」
山下さんから行くという返信があってから。
山下さんを待っていると来たのは先輩と山下さんの姿。
しかも二人だけ。
茅「……山下さん?どういうことかな?」
いつもの営業スマイルで話しかける。
すると山下さんは焦ったようにパントマイムを披露しそして
『っご、ごめんなさい……』
90度に曲がるのではないかという程に頭を下げた。
いや声ちっっっっっっさ!!!!!!!
いつもの迫力はどうしたよ、なんて思いながらも先輩と山下さんを交互に見る。
この2人、俺とのご飯を三人で行くまでに仲良かったのか?
……もしかして、先輩狙い、とか?
有り得なくもない。
卯「まぁ、許してやってよ茅ヶ崎。コイツは根はいい奴だから。」
『なんで先輩に紹介されなきゃいけないんですか!!!!根だけじゃなくて普通にいい人ですからね私!!!』
……それはないか
先輩と話す時の山下さん目死んでるからな。
『大体先輩が大人しく譲ってくれれば……』
卯「ん?山下、先輩への敬意は持ってないのかな?あ、そういえば課長が山下と飲みに行きたいって言っていたな。」
『やっだなー、敬意ありまくりですよ!!!先輩大好きー!!!』
ズキン
茅「……ん?」
なんだ今の。
ズキン……ズキン?
胸を誰かが刺すように痛い。
なんだ、これ。
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夢花 (仮垢) - あ、えっ!?ホントなの!?(最後の夢主ちゃんの話) (2019年2月15日 12時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
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