【実況者】リアル人狼ゲーム【歌い手】 (ページ16)

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第15話ページ16

Aside

キ「俺……ごめん…本当はナイトなんだ、けど、言ったら人狼が他の人狙うと思ったから言えなかった…」

『……本当に？嘘じゃない…？』

ハッキリとした証拠は今はない、だから軽く人を信用するのはいけない気がした

さっきはすぐにセンラさんを信用してしまったから、結局占い師が二人出て、混乱中だし

キ「後からナイトとか言って簡単に信じて貰えるとは思ってないけど、俺はマジでナイト、神に誓える、嘘じゃない」

真剣な目付きで言うキヨ、この様子だと本当かな…

牛「じゃあ、昨日誰守った？」

キ「Aんとこ行ってたら人狼が来て、守ったんだよ」

え？私人狼に襲われそうだったの？
キヨに助けられて今ここにいるの？

そんなことを考えると怖くなって寒気がしてくる

『キヨありがとう、守ってくれて』

キ「いや、これが俺の仕事だし、てか、信じてくれた？」

『まぁ、他に自分がナイトって言う人も居ないし』

キヨがナイトということは、やっぱりセンラさんが本当の占い師…？

そ「あのさ、さっき気になることがあってさ、話してもいい？」

占い師達の話が終わって、お兄ちゃんが喋りだす

そ「朝起きてリビングに入ろうとしてたら、センラくんがAの耳元で喋ってたんだよね…何話してたの？」

お兄ちゃんが言っているのは、多分センラさんが私に占い師だってカミングアウトしようとしてた時の事だ

セ「それは、Aちゃんにセンラが占い師って伝えてただけですよ？」

『そうだよお兄ちゃん！』

センラさんが朝の事を軽く説明してくれる

そ「へぇ～そうなんだ、でもさ、なんでAに言ったの？そんなにAを信用するようなことがあったの？」

お兄ちゃんがどんどんセンラさんに質問していく
確かに、なんで私に占い師だって言ったんだろうすっごい信用してたのかな？

セ「別に特別信じてた訳じゃないけど、直感で、この子は大丈夫やな～って思って言っただけですよ？」

センラさんがお兄ちゃんの聞いたことに答えていく

セ「逆になんでそらるさんは盗み聞きなんてしたんです？普通に聞けばよかったんちゃいます？」

そ「だから、それは悪かったって、盗み聞きしたのは普通に聞いても言ってくれないって思ったから」

牛「じゃあ、これで納得？そらるさんとセンラさん」

ちょっとした口喧嘩になっていたセンラさんとお兄ちゃんをまとめてくれるうっしー

牛「他に気になったこととかもうないな、じゃあ次に入るぞ」