（２３７）休校 ページ9
……翌日。
校舎が破壊されたことによって、学校はしばらく休校となった。
聖羅「…………」
何もすることがなくてふらっと立ち寄ってみると、崩れた部室に円堂達がいた。
円堂「オレはエイリア学園を許さない。サッカーは何かを壊したり、人を傷つけるためにやるんじゃない。宇宙人に本当のサッカーが何か、教えてやる！」
聖羅「…………」
葉月「おやおや。聖羅ちゃんがいるなんて珍しい」
リク「ほらチトセさん、寝ボケないでいい加減に起きてくださいよ〜」
チトセ「ボケはあんたやぁ〜……」
聖羅「…………」
視線を落とすと、だらりと投げ出されたような葉月の左腕が目に入った。
葉月「腕なら、大丈夫だよ。医者から激しく動かすなって言われたけれど、サッカーは脚使うから、ね？」
聖羅「ンなこと別に聞いてねーから」
葉月「それに、ウチの大事な大事な青龍中も襲撃に遭ったからね……サッカー部として、黙っていられないから」
テメェの腕とか学校がどうとかマジでどうでもいい。
カヤ「そんなことより〜、オレ達も雷門に協力だ！！」
水狂言が背をぐいぐいと押して、円堂達との距離を縮めていく。
押されるコイツらの後ろをついていく気にもならない。
けど、ひとつ気がかりなことがある。
昨日の試合、レーゼはあたしを見て懐かしい目になった。
それならまだしも……
あたしはアイツらがなんで「あぁなった」のか、会わない間になにがあったのか、知らない。
それがただ知りたいから、あたしはチトセたちを追った。
カヤ「はいはーい！オレ達も同行させてくんね〜？」
円堂「水狂言……！葉月達も！」
リク「オレ達だけじゃありませんよ！」
……まぁいい。
とりあえず適当な理由でもつけとこう。
円堂「空翼も……！？」
聖羅「エイリアにまたボロクソ荒らされたら迷惑だし。あたし損だし。しゃーねぇから出る杭は二度と出ねぇように打っとく、一応」
円堂「みんな……！ありがとう！！」
……転校する学校、間違えたな。絶対。
響木「揃ったか、みんな」
円堂「監督！」
夏未「校長先生も！」
火来「ついて来なさい」
響木監督と火来校長についていくと、イナビカリ修練場のエレベーターに乗って下った。
修練場は階段から降りられるのに、なんでまたこんなもの……。
些細な疑問を浮かべてる間にもドアが開き、広い部屋の奥に理事長がいた。
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さっちゃん - ドラマダ１話だけ見たよーとても面白かった！！雷雨が勧めるアニメは絶対見るからねーだからいつでも言ってねー毎日雷雨と会うたびにわくわくしながら楽しみにしてるんだからねー (2015年8月6日 9時) (
レス) id: 16c12ee81d (このIDを非表示/違反報告)
さっちゃん - おはよー今日から夏の高校野球がテレビで始まるよーうちはこのテレビを見て夏だなーって思う！あ！６巻おめでとーう！！ここにコメント書いたらいいんだねー (2015年8月6日 9時) (レス) id: 16c12ee81d (このIDを非表示/違反報告)
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