（２５７）一旦降りて ページ29
暗くなってきた時間帯、吹雪士郎のいる北海道へ向かう途中、塔子の携帯電話から、父親の財前総理が見つかったと言う報告が入った。
円堂の気遣いで、キャラバンの行き先が総理大臣官邸に変わっていた。
親子共々感動の再会を果たして、塔子の気持ちを尊重してか、イナズマキャラバン同行は案外すんなりと許可された。
財前総理やSPフィクサーズに見送られて、キャラバンは発進する。
山道を走っていると、途中で急にキャラバンが止まった。
夏未「監督？何で止まったんですか？」
瞳子「狭いバスに乗ってばかりじゃ、体が鈍るわ。トレーニングをしましょう」
春奈「あ、えっと……みなさんのためのトレーニングメニューもあります！」
円堂「やったあ！……ん？」
円堂と塔子以外、やる気の出ている人が誰1人いなかった。
円堂「おい、みんな？」
瞳子「……いいわ。だったら自主トレをしてもらうわ。この山の自然を相手に」
染岡「……監督のメニューよりはマシだろうさ」
壁山「そ、そうッスね」
円堂「よっし！山だ！自然だ！特訓だ！！」
＊
春奈「……はい？」
夜日名「先程のトレーニングメニュー、拝見してもよろしいでしょうか？」
春奈「えっ、だ、ダメです！」
チトセ「何も書いてないんじゃないのか？」
春奈「えっとぉ……そのぉ……」
夏未「染岡くんたちに自主トレさせるための監督の作戦ね」
目金「わかりましたよ。自主トレと言っても染岡君達が素直に従うはずがない。
メニューがある、と言っておけば監督の指示に従うよりはまだ自主トレの方が良いと思う。そういう事ですね？」
チトセ「吉良さんの誘導作戦だった訳か……」
春奈「はい……」
秋「ところで、目金くんは特訓、いいの？」
目金「ほら、ボクはイナズマキャラバンの知性ですから。特訓はちょっと」
夏未「だったら、手伝ってくださる？柊さんと夜日名さんも」
目金「はい？」
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さっちゃん - ドラマダ１話だけ見たよーとても面白かった！！雷雨が勧めるアニメは絶対見るからねーだからいつでも言ってねー毎日雷雨と会うたびにわくわくしながら楽しみにしてるんだからねー (2015年8月6日 9時) (
レス) id: 16c12ee81d (このIDを非表示/違反報告)
さっちゃん - おはよー今日から夏の高校野球がテレビで始まるよーうちはこのテレビを見て夏だなーって思う！あ！６巻おめでとーう！！ここにコメント書いたらいいんだねー (2015年8月6日 9時) (レス) id: 16c12ee81d (このIDを非表示/違反報告)
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