（２４４）耳打ち ページ16
角巣「もう逃がさんぞ、エイリア学園の宇宙人！」
円堂「えっ？」
風丸「俺達のこと？」
角巣「財前総理はどこだ？どこへ連れ去った？」
円堂「あの、ちょっと……」
角巣「黙れ！その黒いサッカーボールが何よりの証拠だ！」
円堂「……！ち、違う。違います！これは池に落ちてて……！」
角巣「とぼけるつもりか」
円堂「本当です！」
葉月「(……おや？)」
葉月がふと視線をさまよわせると、いつも図太い聖羅の顔が険しくなっていた。
さらには、何やらブツブツと呪文みたいに唇を動かし、足のつま先をトントンと小刻みに動かす。
あ、そうか。聖羅ちゃんは俺達人間のこういうトコが嫌いなんだっけ……。
聖羅「宇宙人と一緒にすんな勝手に決めつけるな脳みそ固ェんだよこれだから人間は嫌いなんだうっとうしい関わんなほっとけよねちっこいんだよ……」
葉月「(うわぁ、聖羅ちゃんご乱心だ……)」
荒れてるのがひと目でわかる。
勝手に『視て』何だけど、今にも嫌悪の化け物にでもなってしまいそうだ。
思わずこっちの顔が引き攣ってしまう。
チトセ「……ん？」
リク「……？どうしました？」
チトセ「……ショウは一度、この人たちと面識があったんじゃないのか、と思ってな」
リク「どうしてですか？」
チトセ「ここにいるのに対し、あの黒スーツたちが総理大臣のことを聞いてくるってことは、奴等はその護衛か関係者の類いだろう？」
葉月「でも、そういうのって聖羅ちゃんの場合は面倒だから行かないって断って会ってないかもしれないよ？」
チトセ「いや、行かなくとも優秀な人材、もしくは優秀な後継者に見立てようとして考えに固執し、自慢する人物なら、知っていてもおかしくはないはずだ」
葉月「……それ、もしかして一樹さん？」
チトセ「いや、一樹さんは自慢はしない人だが、余談とかで後継者の話を振られたりしたら一番にそれを口にするかもしれん」
リク「そんな推測だけじゃ、何の根拠にも証拠にもならないじゃないですか！」
チトセ「あくまでも可能性の話だ。
俺は「もしも」って前提で話してるつもりはない」
リク「そうですけど、何で警察からこの人たちに話が通ってないんでしょうか？」
チトセ「それを俺が知っていると思うか？」
リク「スミマセン、オモイマセン」
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さっちゃん - ドラマダ１話だけ見たよーとても面白かった！！雷雨が勧めるアニメは絶対見るからねーだからいつでも言ってねー毎日雷雨と会うたびにわくわくしながら楽しみにしてるんだからねー (2015年8月6日 9時) (
レス) id: 16c12ee81d (このIDを非表示/違反報告)
さっちゃん - おはよー今日から夏の高校野球がテレビで始まるよーうちはこのテレビを見て夏だなーって思う！あ！６巻おめでとーう！！ここにコメント書いたらいいんだねー (2015年8月6日 9時) (レス) id: 16c12ee81d (このIDを非表示/違反報告)
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