（２４３）腕力 ページ15
リク「ちょっと、リーダー？」
夜日名「なりませんお嬢様。お嬢様のお手を煩わせては……」
こっちに一切耳を傾けようともしない。
当然ヘッドフォンしてるからなんだけど。
ソラは前屈みになって水面に右手を浸け、水中を少し探った。
沈んでたそれは、ソラの掌に載って簡単に姿を現す。
目金「あ、あり得ません！ボク達4人でも頑として持ちあげられなかったのに、女の子の空翼さんがあんなあっさりとなんて……！」
葉月「聖羅ちゃん……すごい……」
リク「オレの事横抱きするのさえ容易にしますからね、リーダーは……」←69kg
聖羅「ん」
ソラは拾ったそれを地面に放ってから、しれっとした顔で音楽を聴きながら上がった。
……もっと腕力上げよう。
そう真顔で心に誓った皐月陸、13才だった。
＊
壁山が偶然にも見つけたのは、エイリア学園が所有していた、あの黒いサッカーボールだった。
後からきた円堂がそのボールを両手で持って歯を食いしばると、ボールは少しだけ地面から浮かせてから大岩のようにドスン、と重々しく落ちる。
円堂「お、重い。こんなものを、軽々と蹴っていたのか」
崩壊された雷門中で、レーゼたちがこれをリフティングしてたのを思い出す。
聖羅「…………」
「全員動くな！」
背後からの声でみんなが振り向くと、橋のたもとに黒スーツの大人の集団がいた。
【おまけ】
葉月「9月16日に、作者が就職試験受験したらしいよ」
カヤ「地元の某県内大手会社にな」
リク「1月に卒業ですもんね〜、作者の高校」
チトセ「学校で同じ場所を受験したのは3人、そのうち内定が取れるのは2人だからな」
「「…………」」
葉月「無理だと思うのに100万」
カヤ「同じく」
チトセ「受かるのに10円」
リク「望み薄っ？！葉月さんとカヤさんはガチすぎてもう怖いです！」
アッシュ(作者)「酷い言われようやな、あたし」
葉月「ちょっと、情緒不安定な作者。聖羅ちゃんと一人称、一緒にしないで」
アッシュ「いや、聖ちゃんはあたしの理想の姿やからどうしようもないでホンマ」
チトセ「開き直るな、彼氏いない歴＝年齢」
カヤ「男子恐怖症だから女子校行ったのに、就職したらどうすんだよ？」
アッシュ「いやぁ、あたし人の性格、人柄でわかるし」
聖羅「バカだコイツ」
葉月「あっ、聖羅ちゃ〜ん！」
チトセ「ハート振り撒きながら抱きついてんじゃないそしてショウは食べこぼすな」
カヤ「肺活量パネェなチーちゃん」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 20人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さっちゃん - ドラマダ１話だけ見たよーとても面白かった！！雷雨が勧めるアニメは絶対見るからねーだからいつでも言ってねー毎日雷雨と会うたびにわくわくしながら楽しみにしてるんだからねー (2015年8月6日 9時) (
レス) id: 16c12ee81d (このIDを非表示/違反報告)
さっちゃん - おはよー今日から夏の高校野球がテレビで始まるよーうちはこのテレビを見て夏だなーって思う！あ！６巻おめでとーう！！ここにコメント書いたらいいんだねー (2015年8月6日 9時) (レス) id: 16c12ee81d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
