（１７９）煽る ページ31
聖羅「空、あたしの得意分野だし」
勝「ちょっ、マジ！？」
王将『これは空翼、ナイスプレイ！今ので雷門中の動きが良くなってきたぞ！』
二階堂「マークされてるぞ！ 押し込め！」
努「バックトルネード！」
それに対抗して、円堂は爆裂パンチを繰り出した。
円堂「てりゃあああっ！おっしゃあーっ！」
王将『これも止めたー！雷門中、木戸川清修の猛攻を凌いでいる！』
円堂「もう追加点は許さないぜ！」
円堂も勢いに乗せて活気付いてきた。
……けど煩い。
王将『おっと！木戸川MFの茂木がサイドから上がって来る！』
敵ながらそこそこ良いターンで少林寺と風丸を連続で躱し、跳山へとパスを出した。
しかし努は仲間からボールを奪った。
跳山「うわっ！？何すんだよ！」
努「攻撃は俺たちの仕事だ。下がってろ！オラオラオラ、行くぜ！」
1人で駆け上がってくる努に、聖羅は言った。
聖羅「……無鉄砲、阿保野郎」
努「……！」
左手を高く掲げてから、コートの草地に勢いよく叩きつけた。
地面が割れ、無数の岩が湧き出して努を吹っ飛ばす。
努「うわっ！！」
聖羅「絶技・アースインパクト。……ケガしても知らねぇし」
転がったルーズボールは、円堂が難なく拾った。
円堂「スッゲー……空翼ってあんなディフェンス出来たんだ……」
円堂が1人感心しているのに対して、努は苦渋に満ちた顔で舌打ちをした。
聖羅「そんな簡単に散るとは思ってなかった。……軽すぎて」
努「……！」
王将『さぁ、前半も20分を過ぎた。雷門中の反撃は見られるのか？！』
秋「あと10分……」
夏未「ずっと攻撃されてばかりじゃない」
響木「……いや、突破口はある」
秋「えっ……突破口？」
屋形「悪ィ、勝。今度はタイミング合わすよ」
勝「こんなの、マジあり得ないでしょ！」
友「ボク達が点を取らなければ勝てないんですよ！」
努「しっかりやれよ！」
勝手すぎる言い草に、木戸川清修イレブンが仲違いを始めた。
聖羅「……なんで向こう、揉めてんの」
豪炎寺「あれは半分、お前のせいでもあるぞ」
聖羅「そんなの知らねーし」
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さっちゃん - 久しぶりー読みましたよ！第4巻！また新しいのが出来たら投稿してねー楽しみにしてるよー（＾ー＾） (2015年3月14日 14時) (
レス) id: 16c12ee81d (このIDを非表示/違反報告)
佐倉かぐや(雨狩香)(プロフ) - 今日、一気に見させていただきました！とても面白く素晴らしい作品ですね！更新、頑張ってください。応援してます！(*´ч`*) (2015年2月12日 4時) (レス) id: 143c1285b3 (このIDを非表示/違反報告)
夏の破壊者(プロフ) - 第四巻目おめでとう！！(*´∀｀*) これからも改めてよろしくお願いします( ｀・∀・)ﾉ (2014年12月12日 8時) (レス) id: 33a54af4d9 (このIDを非表示/違反報告)
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