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岩泉
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「俺らを扇いでくれる天使がいない…」
「ンなもん自分で扇げや」
「久しぶりのAのドリンクだっ…！」
「昨日先輩たちでジャグのドリンク全部飲んでたじゃないですか」
少し水瀬がいないだけでこれだ。
せっかくの休憩なのに監督もコーチも呆れてものも言えてなかった。
「お前らもう少しそれを本人にぶつけたらどうだ…」
「そんなのドン引きされます…」
「でも、水瀬先輩なら受け止めてくれると思いますよ」
「もし受け止められなかったら？ドン引きされて嫌われる俺たちはどうなるんだァ！！」
「今の状態でいる方が嫌われると思いますけどね」
及川たちにブスブスと言葉の槍を刺していく国見だけど、実際国見も水瀬のこと大好きだと思う。
あいつが慕ってる先輩なんて水瀬くらいだろ。
「あぁほんとA不足で死にそう…」
「もうなんなんだよお前ら、重症だろ」
「そんなの知ってるよ今更って感じだよ岩ちゃん」
「殺す」
「ごめんって！！」
ぐわしと及川に掴みかかるとほぼ同時に「お疲れ様です〜」と水瀬が入ってきた。
もろ嬉しそうな顔をする水瀬信者。
こっち駆け寄ってくると同時に消えたけど。
「お疲れ様です、試合どうでしたか？」
「おう、勝ったぜ。スコアは烏野マネが持ってるから」
「お前いなくてほんと助かったよ、いつもより絶好調すぎたわ」
「ぷぷっ」
「及川のサーブまじでキレキレだったもんな」
「ね」
嘘つけテメェら。
失敗しかしてねぇじゃねぇか。
クソみたいな凡ミスで何点取られたと思ってんだ。
「水瀬先輩、今日タオル忘れたんで学校の貸してくれませんか？」
「そうなの？えー早く言ってくれれば用意したのに」
「すみません、」
「今は学校のないから私のでもいい？ごめんね、でもまだ未使用だから」
「大丈夫です、ありがとうございます」
木っぽい茶色のタオルを国見に差し出す。
水瀬オシャレなタオル持ってるな…もっとピンクとかかと思ってた。
水瀬が向こうの監督に呼ばれてこの場を去った後、国見はタオルに顔を埋めてドヤァァとした顔で水瀬信者を見た。
「可愛い後輩にこんなこと言いたくないんだが殴るぞその顔」
「あーいい匂いだな先輩のタオル」
「譲れぇえッ！！！！」
……もう、どうにでもなれ。
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鏡の孤城 - 私も国見君推しです。そして、受験生ですww勉強頑張ってください！！ (2018年10月28日 0時) (
レス) id: 7e55c6519e (このIDを非表示/違反報告)
カノン(プロフ) - 私も受験生です笑笑笑笑笑 一緒に頑張りましょう！ (2018年10月21日 23時) (レス) id: 42f68f016a (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - 受験勉強頑張ってください！国見ちゃんありがとうございます！ (2018年10月21日 22時) (レス) id: 8b09b2ffad (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - おー！受験！私もです。そんな中こんなに素晴らしい作品書けるなんて凄いですね！無理せず頑張ってください。 (2018年10月21日 2時) (レス) id: 9ae6f31f90 (このIDを非表示/違反報告)
じふん(プロフ) - 彗羽さん» ありがとうございますっ(〃ω〃) (2018年10月21日 0時) (レス) id: 16673674b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：じふん | 作成日時：2018年8月5日 19時
