Before and... (ページ37)

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「お疲れ様でしたー！」

1週間が経ち、プロジェクトも上手くいった

「今日は打ち上げしましょ！」

「藤井さん！打ち上げ来ますよね？」

流「Aも来るよね？」

可愛い瞳で上目遣いを使って流星に問いかけてる女の子

きっとこの子流星のこと好きなんやな…

『私は途中参加でいいかな』

流「そか、じゃあ先行ってるわ」

まだ少し残ってる仕事を片付けて行こうと思いデスクに戻った

定時を過ぎてて同じ部署の人は誰もいない

コーヒーを入れて仕事につこうと思ったら

『あれ？』

突然目眩がして

その場で倒れた

流「A？！」

微かに流星の声が聞こえたけど返事する間もなく

そのまま意識を失った

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『あれ？』

目が覚めたらそこは病室と思われる場所で

腕には点滴が付いてた

『流星？』

横には流星が椅子に座って眠っていた

流「ん...あ、起きたん？

過労やって、ちょうど俺が気になって見に行ったから良かったけど」

『打ち上げはどうしたん？』

流「多分今盛り上がってるんやない？」

『私なんかいいから行けばよかったのに』

流「なんで？

心配やからいるんやけど」

『なんでそんなに流星は私に構うの？

あんなにひどい事言ったのに...』

流「そんなん好きやからAの事が」

『え？』

流「助けてもらったあの日から

だから次は俺が助ける番

A、素直になって俺に言って、助けてって」

いつの間にか私より大人になっていた流星

そんなこと言われたら

『助けて...』

私は何があったのか全て吐き出した

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