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約束 ページ21

[A]



バーーーーン!



あれ、生きている?




私がそう思い目を開けると、目の前に見えたのは床。
というか自分が浮いている。


私は周りを見渡すと、私の腹に誰かの片腕が回って私を抱えている。


そして、横を見ると鳳仙が番傘を床に突き刺してた。



どうやらあの場から私を助けてくれたらしい。



一体誰が、?


そう思い私の腹に回っている腕をたどって顔を上に上げると、助けてくれたのは神威だった。



A「おまっ!?」



神威は私を見るといつものように微笑まず、



神威「言っただろ。好物のおかずは最後にとっておくタイプだって。あんなところで死なれちゃ俺の楽しみがなくなる。
だから、次からは気をつけなよ。」




っといつもより低めの声で言われる。


私が返事を返す前に、神威は私の腹に腕を回して抱えたまま


神威「じゃ、阿伏兎、行くよ。」



阿伏兎「へいへい。」




そう言って鳳仙の前から走って逃げる。



後ろから銀髪の侍が待て!っと言っていたが返事を返さずにとりあえず吉原から出た。




神威は私をずっと抱えたまま走り、
吉原から出たところでようやく下ろしてくれた。



A「さっきはすまなかった。礼を言わせてもらう。」



私は頭を下げると、神威はつまらなそうにする。



神威「礼なんていらないよ。でも次からは気をつけてよ。俺とやり合うって約束したのに約束破って先に死ぬのは許さなから。俺の楽しみがなくなる。」


私は頭をあげると


A「そもそもちゃんとした約束してないんですけど。」



神威「最初によろしくって言っただろ。
あれ、殺し合いするからよろしくって意味のよろしくだと思っていた。だから約束しているでしょ。」


っと神威は微笑みながら言ってくるが、、


どっからどーみればそうなる?
私はため息を落としながらも頷くが、今回神威が助けてくれなかったら死んでいた。



A「わかった。約束する。いつ殺せばいい?」

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海月(プロフ) - まっちゃむーしゅさん» すみません。急いで直します。教えてくださりありがとうございます。 (2018年12月20日 17時) (レス) id: 560d352492 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃむーしゅ(プロフ) - 川上じゃなくて河上ですよー! (2018年12月20日 16時) (レス) id: ea9a3f21f7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:海月 | 作成日時:2018年12月6日 12時

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