口紅 ページ42
[A]
え、この状況やばくない?壁ドン
A「ごめんごめん!私が使うより神威の方がこの口紅合うと思って。」
とにかく全力で謝る。この体勢恥ずかしいし、神威からは殺気も漂う。
神威「へぇ。俺の方が似合う、か。」
そう言うと神威は壁に置いていた手を私の顎に移動させて、顎クイされる。
え!?
そしてもう片方の手でいつのまにか取られた口紅を私の唇になぞってつけられた。
神威「よし。これでおあいこだ。」
そう言って神威は満足気に微笑むが、まって。
今の、、間接キスだよね?
私はしばらくの間思考が停止して硬直する。
神威「なにぼーっとしてんの?」
っと神威は悪そうな笑みで聞いてくる。
A「何じゃないよ!いくら仕返しだからってここまですることないでしょ!」
神威「Aが化粧した姿見たことないからさ。化粧したら似合うと思って、見たかったからつけた。何か問題でも?」
微笑んで聞いてくる。こいつ確信犯だ!
A「問題ありまくりだわ!100歩譲って勝手に神威に口紅塗ったのは謝るけど、これじゃ間接キスじゃん。!?」
神威「別に、俺は気にしていないけど?」
A「え、」
そして少し間が空いたあと、
神威「もしかしてAって男経験ない?」
っと馬鹿にするように微笑んできた。
カチーン!
A「だ、だ、だったらなによ!私は暇じゃないの。そんな男と戯れてる暇なかったからね!神威みたいに恋愛経験豊富じゃなくて悪かったですね。」
ふんっと私は頑張ってみえを張る。
高杉にもそんな反応されたな。貰った時の礼儀とかなんちゃらで。
男経験なくて悪かったな!
そう思ってると神威が笑い出す。
神威「ぷはぁ、そんなムキにならなくてもいいのに。冗談だよ。それに俺だって女経験ないよ。」
え、嘘だ!?
A「嘘!?神威顔整ってるのに!」
思ったことをそのまま言ったら神威は一瞬驚いた表情を見せたがすぐに戻して
神威「そもそも俺は小さい頃から春雨にいた。春雨には女なんて1人もいなかったからね。俺が女に喋りかけたのはAが始めてだよ。」
A「そうだったんだ。」
少しほっとすると
神威「あり?もしかして安心してる?」
A「んなわけないでしょ!」
私は慌てていう。
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海月(プロフ) - まっちゃむーしゅさん» すみません。急いで直します。教えてくださりありがとうございます。 (2018年12月20日 17時) (レス) id: 560d352492 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃむーしゅ(プロフ) - 川上じゃなくて河上ですよー! (2018年12月20日 16時) (レス) id: ea9a3f21f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:海月 | 作成日時:2018年12月6日 12時