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[A]
A「きゃぁぁぁぁぁ！」
穴に落ちたと思ったら、
それはずっと落ち続けて
ふにゃふにゃの時計や、ピアノ、本、ベッド……
色々なものが目に入って
また深く下へ下へ落ちていった。
A「きゃぁぁぁぁ！…………うぐっ！」
地面に落ちたけれど、
何故か生きていた。
よ、良かった……ここは？
周りを見渡すと暗い森の中。
A「これは、夢？」
夢だよねきっと。
なら何してもいっか！せっかく来たんだし。
好奇心旺盛の私からしたら絶好の場所。
怖いけど、
気になって森の中を歩いていたら
一匹の白い兎が目に入った。
その兎はどこかへ向かっているようだ。
気になって
その兎の後を追いかけて行くと
木で見えないが、
賑やかな声が聞こえて来た。
気になって
その声がする所に向かって歩いて行くと
長いテーブルでお茶会をしている集団がいた。
集団と言っても少しだけ。
1人は紅茶を美味しそうに飲むおっさん。
もう1人は片腕でパンケーキを食べるおっさん。
最後の1人は、
サーモンピンク色の髪の毛で三つ編みをし、
私と歳があまり変わらなそうな少年で
大きな帽子を被っている。
なに、ここ？
夢の中に………住人？
驚きのあまり、たったまま硬直してしまう。
阿伏兎「ん、客か？」
云業「モグ……本当だ。」
目の前の光景に驚いている私を見て
2人のおっさんが言ってきた。
その2人のおっさんが喋ったのを聞いて
帽子を被ったサーモンピンク色の髪の毛の少年が
私を見て目を大きくした。
神威「へぇ。」
そしてすぐに少年は立ち上がり
長いテーブルの上に食事がのっているのに
蛇足で歩き、私の前まで来た。
少年は私の目をまっすぐ見て
神威「君、名前は？」
A「私は、Aです。貴方達は…夢の中の人？」
疑問に思って
そう言うと少年は面白そうに笑いだした。
神威「ここは夢の中じゃないよ。現実さ。
そうじゃなきゃ俺と話せないだろ？」
た、確かに…
現実の世界から現実の世界に落ちてきたってこと？
んーー、
頭がこんがらがる。
頭をかかえると、
少年が私の前に座り
私の手をとって、手のひらの上に触れるだけのキスを落とした。
A「！？」
神威「俺の名は神威。どうやらAは迷ってここに来たみたいだ。なんかの縁だネ。だから、俺がAと一緒にいる。いい？」
優しい目で、私の何かを貫いた感じがした。
__ドキッ
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神威LOVI - リクで・・夢主が、シンデレラになるお話をお願いできますか？ (2019年5月4日 6時) (
レス) id: 97e2f5276c (このIDを非表示/違反報告)
海月(プロフ) - ミミさん» リクありがとうございます！分かりました！作ってみますね(^^) (2019年3月16日 6時) (レス) id: 560d352492 (このIDを非表示/違反報告)
ミミ - リクで、夢主が入院してしまった！お願いします！ (2019年3月16日 1時) (レス) id: 9c0229a42a (このIDを非表示/違反報告)
海月(プロフ) - ミミさん» いえいえです！！ありがとうございます！ (2019年3月8日 22時) (レス) id: 560d352492 (このIDを非表示/違反報告)
ミミ - ありがとうございます！！神威の運動神経…ハンパないです。これからもお願いします！ (2019年3月8日 20時) (レス) id: 8a77cf5288 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海月 | 作成日時：2018年11月25日 19時
