魔法44 ページ45
[A]
神威と阿伏兎と吉原を出て
船を止めている港まで歩いていると、
道端にある出店のネックレスが
一つ気になり思わず止まって眺める。
神威「おおっと。どうしたの?」
あ、
そういえば帰りも神威と手を繋いでいる状態だったから、神威も私につられて止まった。
私はまたネックレスを見ると
A「このネックレス。
陛下がつけているのと同じで驚いて………あれ?
よく見たら似ているだけだった。」
神威「陛下?」
A「アルバレス帝国の皇帝スプリガン。
私は陛下って言っている。
スプリガン12は皇帝スプリガンの12の盾と呼ばれているの。」
説明すると神威は興味津々そうな顔をして
神威「へぇ。面白い構成だネ。
そういやAの大陸のこと全く知らなかった。
船に着いたら教えてヨ。
今日は仕事なしにしてあげるから。」
仕事がなし!?
そっちの方が断然いい。
A「うん。じゃあ話すよ。」
神威「じゃあ早く船に行こっか。」
なぜそんなに嬉しそうにするのか分からないけれど、早歩きして戦艦に戻った。
この時、私は気づけば良かった。
このネックレスが教えてくれていた予兆に。
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海月(プロフ) - Nanaoさん» ありがとうございます!!とても励みになります!更新頑張りますね(^^) (2019年2月17日 12時) (レス) id: 560d352492 (このIDを非表示/違反報告)
Nanao(プロフ) - とてもいい小説で、はやく続きが読みたいです (2019年2月17日 10時) (レス) id: 17862cd69b (このIDを非表示/違反報告)
海月(プロフ) - 真由さん» 失礼致しました。すみません。すぐに直します。教えて下さりありがとうございます! (2019年2月7日 8時) (レス) id: 560d352492 (このIDを非表示/違反報告)
真由(プロフ) - すみません。気になったのですが、ルーシィとウェンディですよ。 (2019年2月7日 7時) (レス) id: 4fa1d4dcbd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:海月 | 作成日時:2019年2月6日 0時