魔法38 ページ39
[A]
神威「これは何?どうしたの?」
A「何も。
少しふざけて走ったら転んで………………え、」
平然を保って言ったら、突然あたたかい体温に包み込まれた。
抱きしめられている、神威に。
神威「怖い時は、言えよ。何かあったんだろ。震えている。」
A「…………っ」
あれ、涙が……
神威の体温に安心したのか頰をすーっと流れていく
涙と一緒に先ほどの恐怖を思い出して、さらに怖くなってきた。
A「っ…………怖かった。」
精一杯息が少し吸いずらくて、震える声で言う。
神威「うん。」
神威は話の続きを聞いてくれるとの合図のように、頷いた。
私は神威の胸の中に収まっている状態から神威の背中に手を伸ばしてぎゅっと抱きしめ、胸板に顔を埋めて涙を流す。
しばらくしてから、呼吸も落ち着いてさっきあった出来事を話した。
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海月(プロフ) - Nanaoさん» ありがとうございます!!とても励みになります!更新頑張りますね(^^) (2019年2月17日 12時) (レス) id: 560d352492 (このIDを非表示/違反報告)
Nanao(プロフ) - とてもいい小説で、はやく続きが読みたいです (2019年2月17日 10時) (レス) id: 17862cd69b (このIDを非表示/違反報告)
海月(プロフ) - 真由さん» 失礼致しました。すみません。すぐに直します。教えて下さりありがとうございます! (2019年2月7日 8時) (レス) id: 560d352492 (このIDを非表示/違反報告)
真由(プロフ) - すみません。気になったのですが、ルーシィとウェンディですよ。 (2019年2月7日 7時) (レス) id: 4fa1d4dcbd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:海月 | 作成日時:2019年2月6日 0時