【BTS】Ordinary【男主】 (ページ9)

今日:4 hit、昨日:3 hit、合計:31,231 hit

◎10 ページ9

．

ひとしきり笑ったあと、顔を赤くしたジョングクも席についてやっとお昼の時間です。
食事の時は兄たちが我先にとA間に話しかけようと必死です。今日は1人減りましたがそれでも聞き取るのが難しいほど。

「なぁ、なんであいつあんな風になってんの？」

「しらない～！いやって、いったんだよ！」

ニヤニヤしながら聞くユンギ。そしてAくんの返事を聞きまた一段と気分が落ちたジョングクをみて可愛らしい歯茎を見せながら笑いました。

Aくんの席はテーブルの1番隅で向かい合ってジョングクと右隣はテヒョンです。本当は左隣にお誕生日席に座る女王がいるはずなのですがまたもやいませんでした。

寂しく思いながらも頑張ってお昼を食べますが、やっぱり1番食べ終わるのが遅くなってしまいます。仕事のある兄たちが戻っていき、ジョングクも引きずられるようにして仕事へ行きました。

いつものように食べ終わるまで見守ってくれるジミンと、あまりいないホソクまでもが話をしながら食べ終わるのを待っていました。

食べ終わったAくんを見かねてホソクが話しかけます。

「ねえA？あとちょっとしたら、あの子のこと許してあげてほしいな」

「、なんでぇ？」

「あの子の事だからたぶんAに構ってほしかっただけだと思うんだ、ジョングガAのことだ～いすきでしょ？」

「……ぅん」

「ちゃんと反省してるよあの落ち込み具合じゃ。だから、どうかな？まだジョングガのことゆるせない？？」

「ううん、さっきね、たくさんあやまってくれたんだ、なのに僕いやなこと言っちゃった」

自分のいやなことは相手にしてはいけない。何度も教えてもらった大切なこと。それを破ってしまったことに悲しみがつのります。あんなことをして、ジョングギひょんはどんなきもちだったんだろう、

「…ひょん、僕どうすればいいかな？」

「わぁ泣かないでA俺まで悲しくなっちゃう。う～ん、じゃあ魔法の言葉を教えてあげる。言われたらみんな嬉しい言葉だよ」

「、わかった！」

「でも確かに悪いのはジョングガだからこれも言っておくんだよ、そしたら当分は変にかまってこないから」

剣術の時でも見る怖い笑顔をしながらホソクは言いました。2人はどうなるのでしょうか、今はどちらかというと、ジョングクの方が心配ですがメリハリはしっかりつけそして器用にこなすのが第7王子ジョングクです。かんばれ末っ子たち！(じみん)