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こんなことあるのだろうか








白「A…?」





決勝戦前日。

ミーティングが終わったので病室を訪れた





するといつも通り眠り続けるAのベッドの机の上に





『白布賢二郎様』





と、書かれた封筒があった






開くと可愛らしい文字で


「賢二郎へ」



と書かれていた





俺はAの頭を撫でながら
ベッドサイドに腰掛けて手紙を開いた





「賢二郎へ


この手紙見るってことは、私が倒れたってことかな?笑
小さい頃から持病があって、治療し続けてたんだけど
親が海外に仕事行くようになってなかなか行きづらくて。
ごめんね、迷惑ばっかりかけちゃって。


私、賢二郎と出会えて幸せだよ
幼馴染みでいられることが凄く嬉しいよ


できればそれ以上の関係になりたい
賢二郎を私だけの賢二郎にしたいっていったら、
賢二郎はおこるかな?笑

ねぇ、大好きだよ賢二郎。

絶対にバレーで全国行ってね!
応援してるよ


A」






読み終えると一気にこみあげてくる愛しさ






こんなにも好きだったんだと実感させられた






この手紙は誰が置いたのだろうか、
お母さんか看護師さんかな




頭を撫でるとふわりと笑ったような気がして








白「好き」







優しく唇を重ね合わせた









白「明日、勝ってくるから」

4→←2



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作者名:シラス王国 | 作成日時:2019年3月6日 23時

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