私の口は喋らなくていい事を喋るのが上手らしい*1部【名探偵コナン/トリップ】

36話 ページ39

「あれ、A姉ちゃん！1人？」

「ゥヮ…」

その日私は休日というのに昴さんが家におらず
安室さんは連絡先すら知らないので当然会えず
家にいても暇だった為ふらふらと街へ出た

のだが

「今A姉ちゃん うわって言ったでしょ」

「気のせいじゃないかな」

まさか死神(仮)の江戸川コナンと

「お姉さんだあれ？」

「コナン君の知り合いですか？」

「誰だよコナン」

「あらAさん、元気そうね」

少年探偵団に出会うとは

ゲヘヘ可愛い

「あ？あーこの人は昴さんと一緒に住んでる」

「彼女さんなの〜！？」

歩美ちゃんよ…言葉を遮ってやるな…

ていうかこのタイミングで言うのはあれだけど言わせてくれ！

いつの間にかコナン君私の事A姉ちゃんって呼んでる…昨日までAお姉さんだったのに…興奮する…

「違う違う！ただの同居人だよ

初めまして、Aっていいます。よろしくね？
みんなのお名前は何ていうのかな」

「歩美だよ！」

「僕は円谷光彦です」

「元太だぜ！俺ら少年探偵団やってんだ！」

ｵ､ｵｳ…ｼｯﾃﾙ…

「へえ！凄いねえ！」

そう言いみんなの頭を撫でると、へへと嬉しそうに笑った
 
あ〜〜〜〜〜〜〜可愛い、純粋だ


「Aさん、顔緩んでるわよ」

「お姉さん今超絶癒されてるから仕方ないんや…｣

「っわ、ちょ、Aさん私はいいわよ！」

哀ちゃんの前にしゃがみ頭を撫でると少し照れくさそうに笑い手を退けた

え、可愛い……

「はぁ、もう…撫でるなら江戸川くんでも撫でて」

「え〜〜！いいの〜！やったね」

「灰原！え、ちょ、おい、待て待て待て」

「みんなして犬扱いしやがって〜！」

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