27話 ページ30
「あの、安室さん」
私がじっと見ているとその女性客が私にちらりと目線を向け一瞬般若顔になったかと思うと安室さんに話しかけた
こわ…
「はい?」
「あそこに座ってる人は…安室さんの…妹とかですか?ですよね…?」
女性客をそう言いながら私を睨みつけた
小さく"安室さんは私のものなのに"って聞こえた気がする
てかいや妹やったら似てなさすぎやろ、共通点無さすぎ
「いや…えっと、あの人は…」
安室さんは私を見ると苦笑した
え、かわいい
困ってる??私が助け舟出すべき??よっしゃ任せろ、誤魔化しのプロとは呼べない私が助けてやろう!不安すぎるがなんとかなる
私は椅子から降りると安室さんに歩み寄り左腕に腕を絡ませる
安室さんから えっと声が漏れたがまあ無視
「実は私…安室さんの、そうだなあ…言うとしたら、友達以上恋人未満ってやつです」
「「えっ」」
安室さんと女性の声が被る
おいおい安室さんは反応しちゃダメだろ、バレるよ
ていうかそんな感じでしょ私たちの関係(そういうわけでもない)
「えっと、そうなんです!仲良しなんですよ僕ら」
安室さんは慌てながらそう言い右手で私の頭を撫でた
「ウホッ♡」
「ちょっとゴリラは黙ってください」
「ごめんなさい」
小声で小突かれ謝っていると女性は目を見開き 帰ります と言い店を出ていった
「…まあ感謝しておきます、あの女性からのアタックには懲り懲りだったので。
御礼と言ってはあれなんですけど、彼女が食べなかったサンドウィッチ食べます?」
「御礼にはなってませんけどまあ私のせいみたいなものですしそれ食べますけど…安室さん、もう一つ新しく作ってくれると嬉しいです」
「分かりました」
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狗子(プロフ) - おもちさん» めっちゃ嬉しいです…個人的に口悪く突っ込むのが好きなのでそこは書いてて楽しかったシーンです! (2018年5月30日 18時) (レス) id: c580dfd71e (このIDを非表示/違反報告)
狗子(プロフ) - 林檎さん» 最初の頃は下ネタがかなり多かったですね…(見返しながら)私も書きながらニヤニヤしてました…応援ありがとうございました!頑張りました! (2018年5月30日 18時) (レス) id: c580dfd71e (このIDを非表示/違反報告)
狗子(プロフ) - りょまろふさん» なんか凄い楽しんでくださってる…へへへ嬉しいへへへへ(気持ち悪い)更新応援ありがとうございました!頑張りました! (2018年5月30日 18時) (レス) id: c580dfd71e (このIDを非表示/違反報告)
狗子(プロフ) - 泣き虫*しずくさん» 安室=エロいという印象が書き始めた頃めちゃくちゃあったせいです!はい!読んで楽しんでくださってる皆様おじさん仲間ですねやったあ!! (2018年5月30日 18時) (レス) id: c580dfd71e (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - ものすごく面白い!沖))赤井さんとは誰のことでしょうか?夢主))お前だよ のくだりが暫く頭でエンドレスしてた(笑) (2018年5月19日 22時) (レス) id: 8ef2c58fda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:狗子 | 作成日時:2018年2月19日 17時