平凡な女子大生は殺し屋でした (ページ10)

今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:22,418 hit

10 ページ10

その日私は一度家に帰り、出かけることにした。ラフな格好に着替えて髪の毛をお団子にして、今日の晩御飯は何にしようかなーなんて思いながら近所のスーパーへ向かう。

うっわ今日割引じゃん！やったー！今日は脳が疲れたから焼肉にでもしよーかな🎶いや、片付けめんどいしほかのやつにしよー

肉を取るのをやめ視線を変えるとそこにはさっき会ったこーち、いや凪さん。お金持ってそうなのにこんな特売日に来るなんて家庭持ってんのかな

見つめすぎたのか、凪さんはこっちを向いて目が合う状態になる。

てか、知らない人のふりしなきゃだよね。

と思い早歩きで野菜コーナーへ行こうとすると、

髙地「あの、すみません」

「え、？」

髙地「これ、落としましたよ」

と、渡されたのはエコバック

「あ、え、ほんとだ！ありがとうございます」

めっちゃ恥ずかしいじゃんかーーー、さいあく

てか、家この辺なのかな。気になるけど、仕事の関係だしこれ以上踏み込んじゃいけない気がする。それはお互いか。必要以上踏み込むといけない。それが暗黙のルールだからね〜、