【第五人格】Jewelry love (ページ7)

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Jewelry love06 ページ7

ノートンside

晩御飯の時間、いつものように右隣を空けて座っていたら
Aはマーサ達の方へ行った。

ナワーブ「あれ？いつもノートンの隣なのに、珍しいな」
ノートン「そうだね。まぁーたまには他の人とも食べたいでしょ」
ナワーブ「ふーん……」

そうだ、マーサと一緒に食堂へ入ってきたし、たまには女子同士で話したい事もあるだろう。

そう思いその日はナワーブ達と他愛もない話をしてご飯を食べた。

でも、次の日もその次の日も、Aが俺の隣で食事を取る事はなかった。
試合も一緒になる事もなく、話しかけようとしてもどこにいるかわからない。
今までこんな事一度もなかったのに…

モヤモヤとした感情が俺を支配していく…

ナワーブ「やっぱり最近おかしいよなー、Aと話してる？」
ノートン「いや、まったく…」
ウィリアム「なんだノートン振られたかー？」
ノートン「別に、俺とAは付き合ってない」
ウィリアム「えぇ！？あんなに仲良いのに付き合ってなかったのか？」
ノートン「別にあれくらい普通だろ。それに心配なんだよ…無茶しないか…」

あの日から何かと気にかけてはいるけど、別に付き合ってるとか好きとかそうじゃない。
心配なんだ、無茶しないか…Aはすぐ無茶するから…

ウィリアム「ノートンはAの事好きじゃないのか？」
ノートン「そりゃー好きだよ、一緒にゲームする仲間だし」
ナワーブ「はぁー…これが真剣なら…大変だな」

イライ「俺はこの前Aと試合したぞ」
ノートン「え…」
イライ「リッパー相手に無茶な時間稼ぎをしようとしたから、相棒をつけて守ったけど…」

ノートン「………」

なんだよ、俺はAの事守れないのに、イライは守って…
俺は避けられてるのに…なんでっ…

居てもたってもいられずに、どこにいるかもわからないAを探した

ナワーブ「あ、おい！ノートン！！！…はぁ……あいつ大丈夫かな？」
イライ「意地悪しすぎたかな？」
ナワーブ「は？」
イライ「いやー…あれは嘘だ。たまたま昨日マーサに聞いてな。Aがノートンの気持ちがわからなくて困ってるって、だから少し意地悪をした」
ナワーブ「はー…お前もとことん性格悪いな…」