【第五人格】Jewelry love (ページ2)

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Jewelry love01 ページ2

この荘園にきて数か月が経った。
サバイバーの仲間も、ハンターさんもいい人でなんだかんだで毎日楽しく過ごせてる。
そんな私に一つだけ、悩みがあるとすれば……

ノートン「A、ここ怪我してるじゃん。いつも言ってるだろ、無茶はするなって」

そう、彼、ノートン・キャンベルである。

最初はこんな感じではなかった。
でも最近はいつも私の傍にいて、何かと世話をやいてくる。

それの何が困るって？

ノートン「ほら、こっち向いて、じっとしてて―…」

距離が近い！！！！
今だって頬に出来た傷の手当だなんだで、
ノートンの大きな手に頬を包まれ、ノートンの方へ顔をむけさせられる。
そのまま鼻がつきそうではないかというくらいには顔を近づけられる。

「ちょっと、ノートン近いっ…！」
ノートン「動かないで。」

「…っ……」

顔が赤くなるのが自分でもわかる。
そう、私はそんなノートンに好意をもっている。
でも、この人は、私に妹のような感情を持っている。
それが私の唯一の悩みである。

私もノートンを意識したのは最近。
ノートンが私に対しての距離を近づけてからだ…

そう…おそらくあの日の試合が原因なんだと思う……