検索窓
今日:1 hit、昨日:4 hit、合計:17,695 hit

第52話 ページ2

「あのライオン…」



枕元のライオンのぬいぐるみを指差す。



『あー、お前にもらったよな、ずっと前に』

「あたしもペアの子、今日から枕元に置こうかな」

『それは構わないけど、今日は返したくない』

「へ?」

『今日、親帰ってこないんだよ』

「…」



なんか嫌な予感。



『お前、母さんに連絡しろ。

ジョンハンと付き合うので今日は帰りませんって』

「はあ?なに言ってんの。

そんなことできるわけ…」

『じゃあ、俺がする』

「やめてよ」



結局携帯が奪われてカトクを開かされた。



『イケメンな…ジョンハンと…付き合うことになったので…今日は帰りません…と。

おし、送信したから』

「なにやってくれてんの。イケメンってなに」

『俺のことだよ。修飾語』

「なに勝手なことしてんの。

恥ずかしいんだけど」

『ごめん。けどもう離したくない。

だってお前は俺が離れるだけで転んだり、変なやつと付き合ったりするんだろ?』

「それは…そうだけど」

『俺の初めての彼女なんだから、今日は泊まれ』

「…理由になってないよ」

『知らん』



ママからもジョンハンくんによろしく言ってねって返信が来てる。



イケメンに突っ込まないんだねって思った。

第53話→←第51話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (52 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
219人がお気に入り
設定タグ:SEVENTEEN , セブチ , ジョンハン   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ベラ | 作成日時:2020年4月30日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。