Page 48 * mizuki ページ48
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___もしも、兄妹じゃなかったならば、恋人同士だったなら、
Aとしたいこと、沢山あった。
放課後デートだって、そのひとつ。
合格の報告をしたとき、はしもっちゃんからケジメつけてきたら？って。
『どこ行くの？』
「決めてない、どうしよう」
『ノープランですか？！』
「うるさいなぁ、……まともにデートなんてしたことないんだから仕方ないでしょ」
名ばかりの彼女とデートをしたのは、片手で数えられるほど。
それに、全然楽しくなかったし。
『んー、じゃ、夢の国行こ？』
「今から？」
『アフター6だっけ？それでいいじゃん！』
決定ね！じゃ、行こっか！とAに左手を引かれるまま電車に乗り込んだ。
傍から見たらカップルに見えるかな？なんて、
でも夢の国だし、一日くらい夢を見ても良いよね？
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___『瑞稀がこっちね！』
「やだよ、Aがそっちでしょ」
『瑞稀可愛いもん！』
Aの方が可愛いでしょ、とカチューシャを奪い取ってAの頭に着けた。
うん、可愛い。
『何乗る？』
「うーん、ただ歩いてるだけでいいかも。でも、あそこ行きたいんだよね」
閉園時間まであと4時間、
「せっかくだから、恋人のフリしよ」
繋がった左手、指を絡めた。
なんか言っているAのことは無視して。
「シンデレラ城、綺麗だね」
『見てすごい、』
Aが指をさした先にいたのは、プロポーズをしている男の人。
「俺達もする？」
『なんでよ』
「いいから、こっち来てよ」
いずれ、好きな人ができたらこれやるから予行練習、練習相手になってよ、とAを言いくるめた。
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みな(プロフ) - 重い瑞稀くん大好きです…泣 (2019年4月6日 19時) (
レス) id: fa95af4103 (このIDを非表示/違反報告)
hona0216(プロフ) - 毎回凄い面白くて楽しみです！涼くんと最後結ばれるのが見てみたい気もしてきました、、(笑) (2019年4月5日 9時) (レス) id: c67cdb877e (このIDを非表示/違反報告)
アオ(プロフ) - Lunaさん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします……！ (2019年3月28日 18時) (レス) id: 9c6ea69461 (このIDを非表示/違反報告)
Luna(プロフ) - 今回も面白かったです！毎回、展開が気になるので更新頑張って下さい。応援してます(^O^) (2019年3月26日 0時) (レス) id: fca9aa730a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオ
x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=blueao5&scr=novel/jeyuto01...
作成日時：2019年3月23日 11時
