溺れ愛 【橙】

第4話 ページ6

『何しよ。』


シャワーから出た後、何もすることがないので床に座る。

携帯もないし、テレビは全部私の事だし、ベッドには入りたくないし。


『まぁテレビつけるか…』

ﾎﾟﾁｯ


案の定テレビはほとんど私の事だった。


すると

「あの子は優しい子で、私の息子ともたくさん遊んでくれて…」

「おねーちゃん戻ってきて！！」

こんなインタビューが流れてきた。

あのおかあさんと子供だ。


嬉しすぎて涙が出てくる、、

私が家出しなきゃこの家族と毎日遊べたの、、かな。


ｶﾞﾁｬ
するとドアが開く音がして男の人が入ってきた。


私は昨日の事を思い出して、顔に熱が集まった。


でも、そんなことより、昨日の人格が変わったかのようにされたことで、恐怖心が増した。


手に何か持ってる


『な、なにするんですか』

怯えながらそう言う


？「朝ごはんやで。昨日はゴメンな？ちょっとやり過ぎちゃった、、」

『………』


？「はい。朝ごはん食べぇや。」

そう言って男の人はおにぎりを差し出した。


『嫌です！何が入ってるかも分からないもの…』

私がその手をはらうと


1歩2歩と近づいてきて、


『やめて…こないで…』

キスをした。


すると何かが口の中に入ってきて、飲み込んでしまった。


『？！なにするんですか！！』

そう。口渡しされたのだ


？「な？何も毒も入ってないやろ？」

でも男の人はそんなこと気にすることもなく、確かめてきた。


『…はい。』

？「じゃ、食べーや。勝手にﾀﾋなれても困るんやから。」

そう出て行こうとする男の人

男の人って言うのめんどくさい←

『…あ、あの。名前教えてもらってないです。』

視点で男の人はめんどい。


ジェル「あ！ゴメンな？まだ教えてなかったんやねー。俺はジェルやで。覚えときー

よろしくね。Aちゃん♥」


男の人はジェルと名乗った。ジェル…手ピカじぇr(((


そう言ってジェルさんは出て行った。」


でも違和感を感じた。


何で昨日が初対面なのに









名前を知ってるの？

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