溺れ愛 【橙】

第3話 ページ5

『何でここにつれてきたんですか…』


？「えぇ…？そのうちわかるで」


さっきからずっと男の人にハグされているんですが。。

『…離してください。』

？「嫌や。ずっっとこのままで良いやん」


『嫌です。お願いですから離してください。』

？「俺のこと嫌いなん？！」

そしたら急に少し大きな声でそう言ってきた。


怒ってる…怖い、、

『ｷﾞｸｯ そりゃ拐われたんですから嫌いじゃないわけないです。』

私がそう言った瞬間、男の人は人格が変わったかのように静かになって下を向いた。

すると私を無理やり立たせ、ベッドのある方へ歩かせられた。


その故ベッドに向かって押し倒された。


『ひゃっ//』

結構イケメンな人に押されるから顔に熱が集まる。


？「ﾁｭｯ はぁ、ん、」

強引にキスをしてきて、、

『やめっん、、』


抵抗するもその手は押さえられてしまい何もできない状態になってしまった。


男の人は目にハイライトが入っていなかった。さっきまでは入ってたのに…


？「かわえぇ…俺Aに嫌われてるとﾀﾋぬほど辛いんやで。」


彼が今日話したことはそれで最後で、されるがままの1日を過ごした。
ーーーーーーーーーーー

『ん、、』

目を覚ますと換気扇から光が差し込んで朝だと言うことがわかった。

それと同時に肌の感覚で裸と言うことがわかった。


ベッドの上には白濁した液体の跡がついていた。


ｼｬｰｰｰ

『ﾎﾟﾛｯ こんなんなら、家出しなきゃ、ｸﾞｽｯ』

シャワーを浴びながらそう呟く、、

誰か助けてくれないかな…って思ったりもする。


『誰か…ﾎﾟﾛｯ』

第4話→←第2話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す