《 15 》 ページ17
「久しぶり！見ない内に綺麗になったね。」
「相変わらず褒めるの上手だね、ありがとう。
フジくんもかっこよくなったね。」
「はは、ありがと。」
...なんやこのラブラブは？
えっ、なに、元カレ？とかそういう、関係とか、
「お前らどういう関係なの？」
ここでキヨくんが攻めの一手。
俺は確実に聞けないので助かる、流石や。
「俺とAちゃん、幼馴染みなんだ。」
「そうなんです、小さい頃から家が近くて。」
幼馴染み、その特別な響きに心が痛む。
フジくん小さい頃のAさん見てたんか...。
羨ましい、その立場になりたかった！
ぐうう、と悔しがってるといつの間にか、4人でカフェでも行こうとなってた。
「えっ、4人でどっか行くん？」
「おん、あいつらちょっと話したいって。
レトさんのデート邪魔する形でわりいけど。」
「や、いいよ。久々に会ったんなら、お話させてあげよ。」
「本音は？」
ニヤニヤするキヨくん。
俺らのちょっと進んだところに、歩きながら楽しげに話す、Aさんとフジくん。
「...デートだったのにぃ、」
「ははは、わりぃって。」
「Aさんの笑顔可愛いから許すけど、キヨくんは腹立つから許さない。」
「俺も許せ。」
笑顔で話すAさんは、すっごく楽しそうで。
...俺は、今日ここまで、あんな顔させれた？
待ち合わせてから、気を使わせて。
本当、俺なんかがあんないい人、好きになるなんて、無謀だったんかな、あわよくば告白しよう、なんて。
そんなこと考えていたら、フジくんから声をかけられる。
「レトさん、キヨ、ここ入ろ！」
「んあ、おっけー。」
フジくんたちが選んだのは、某有名コーヒー店。
メニュー表にあった、呪文のようなよくわかんないフラペチーノを頼んで、4人でテーブル席に座った。
「いやー、本当、Aちゃん綺麗になったなぁ。」
「いい加減にして、恥ずかしいんだから。」
「ふふ、ごめんね、そういえば今仕事とか、何やってるの？」
「昔から開きたかったカフェ、やってるの。」
「えーすごい！夢叶えたんだ！」
「...レトさん、息してる？」
「してへん。死にそうや。」
「だろうなぁ。頑張れ！」
くっそ綺麗な笑顔で頑張れって言ってんじゃねえぞ、赤色ヤンキー。
...まあ、楽しそうなら、ええか。
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肩サラダ - めっちゃ好きです。。。最高です。。。更新楽しみに待ってます！！！頑張ってください！！！！！！ (2019年5月26日 16時) (
レス) id: dfa81ef2dc (このIDを非表示/違反報告)
かほり(プロフ) - はじめまして。レトさん最高です(Ｔ＿Ｔ)更新楽しみにしています(Ｔ＿Ｔ) (2018年2月23日 3時) (レス) id: 62d246ded5 (このIDを非表示/違反報告)
林檎丸(プロフ) - カルタさん» ありがとうございます！四人の絡みは少しこだわったところなので、そう言っていただけて嬉しいです。頑張ります！ (2018年1月20日 11時) (レス) id: e562c9ed29 (このIDを非表示/違反報告)
カルタ - めちゃくちゃ面白くてニヤニヤしちゃいます…！！4人の絡みがまるで動画見てるかのようです！続き楽しみにしています(^○^) (2018年1月17日 17時) (レス) id: b104955f0a (このIDを非表示/違反報告)
林檎丸(プロフ) - 雪乃 空さん» 前回とは違くほわほわ系で行っちゃいます...！頑張ります！ありがとうございます！ (2018年1月5日 2時) (レス) id: e562c9ed29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：林檎丸 | 作成日時：2018年1月1日 4時
