半々 ページ5
「…!!?」
ザザ ザザ
ザザザザザザ
「うあ…あっああああああああ!!!!」
隠神「"好物"を奪おうとするものは敵とみなされます。あの数では、骨だけにされてしまうのも時間の問題でしょうね……」
「な…なんとかできるんですよね」
隠神「虫の駆除は100%、"人命救助"は…………………半々てとこですかね…」
「は…半々…」
「何でもいい。早くやってくれ」
隠神「まあまあ、落ち着いて機が熟すまでもう少し様子を見ましょう」
「…………」
「ほ…本当に大丈夫なのか…?」
「…や…やっぱり…信用できません…こんなの……い…いつ虫が外に出て被害が拡大するかわかりません」
「一刻も早く焼き払うのが最善かと思います」
『は?』
『オマエそれ本気で言ってる…?』
隠神「(あ、ヤバい、キレた)」
『いくら、ご家族の前で言葉が過ぎるんじゃないですか?これで、焼き払って死んでなかったらオマエはどうする?「すみませんでした」で済むとおもってんのか?』
「し…しかし…自分も惨状をこの目で見ましたがど…どう見てもれもう…あれは死っ…」
「死んでない…!!!」
続く お気に入り登録で更新チェックしよう!
最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している
←三尸蟲
17人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:新聞紙 | 作成日時:2021年3月17日 0時