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第46話 ページ19

「えぇっ、じゃ、じゃあまだお付き合いはしてないんですか…!?」

『そ、そうだよ…』

何事もないかのように進んでいく幸ちゃんの腕を思いっきり掴んで、近くのフードコートに連れて行って事細かく説明する。

『ってか万里!アンタは知ってたでしょ!!』

「っくくくく、超おもしれえ…!」

『笑うなバカ!!』

万里は「黙ってた方が面白そうだから」とのことで誤解を解こうともしなかったらしい。

この外道め…!

「返事してないって事は臣と気まずかったりしないの?」

こんな時にスマホをいじらずに話を聞いてる茅ヶ崎さん。割と真剣そうな顔をして尋ねられた。

『…どうなんですかね。』

「すぐにお返事するべきです!!」

『わぁっ!?む、椋くん…?』

テーブルをバンッ、と叩いて椋くんが立ち上がる。
そしてその目は何故かキラキラと輝いていた。
そして幸ちゃんは少し悟ったような面倒くさそうな顔。

それに構わず椋くんは話し始める。

「いいですかAさんっ!少女漫画的には、男性から告白をされたらなるべく早く返事をする方がいいんですよ!!男はすぐに別の女の人に目が行きますから!臣さんはそんな人じゃないかも知れませんけど、念の為、万が一、なんて事だって…!!」

『えぇっと…椋くん?』

「僕は別に他の女性とのドロドロとした昼ドラ的な展開でも構わないんですけど、それじゃああまりにも誰も報われなさ過ぎますし!僕はおふたりには幸せになって欲しいですしね!!」

『ちょ、ちょ、ちょっと待って!!』

「えっ…はっ、ぼ、僕はまた出過ぎたことを言ってしまって…!!こんな干し梅みたいにシオシオで弱そうな僕ごときが熱く語るなんて厚かましすぎて…」

「落ち着けよ」

「ワロタ、誰もそこまで言ってないよw」


と、取り敢えず椋くんが少女漫画厨だってことは把握出来たかな…(違うそうじゃない)

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ちゃらんぽらん(プロフ) - Rioさん» わぁ、コメントありがとうございます!時間が出来た時にちまちまと更新していきますね! (2019年12月23日 6時) (レス) id: 72997b1d17 (このIDを非表示/違反報告)
Rio(プロフ) - 更新ありがとうございます!楽しみに待っておりました!!無理のない程度で更新を続けてくださると読者の1人としては嬉しいです! (2019年12月22日 22時) (レス) id: fbc4560f6b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちゃらんぽらん | 作成日時:2019年12月16日 6時

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