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貴「やべぇ、亀更新どころの騒ぎじゃない!」忠「全然更新してないじゃん……」貴「許してください。駄作者だけど忙しいの!!ごめんなさいorz」 ページ42

side:山口忠

貴「あー……同情じゃないよね?」

忠「じゃないよ。誰にだって言いたくないことあるよね」

貴「忠もあったの?そういうの」

忠「あったよ」

貴「へぇ…それはツッキー君にも言えなかったこと?」

忠「ツッキーだから、言えなかった」

そう言うとAは驚いたように目を見開いた。たぶん、意外だったんだと思う。

貴「!意外だね」

やっぱり(苦笑)

忠「ツッキーは分かる?」

貴「金髪の長身のメガネ君?」

合ってる。合ってるけど覚え方が……

忠「第一印象どうだった?」

貴「?いや、背ェ高いなぁって」

忠「うーん、やる気なさそうとか思わなかった?よくツッキー言われてるんだよね」

貴「……やる気がない……ね……別に思わなかったよ」

今度は、俺が驚いた。

貴「なんていうか……本当はバレー好きなんだろうなって…すごい負けず嫌いで…でも、昔何かあって本気になるのが怖くなってる。」

忠「よく分かったね」

貴「少し似てるからねぇ」

悲しそうな顔……『理解されなくていい』なんて…本当は寂しいんだろうな……

貴「……ん?いつからツッキー君の話になってたの?」

忠「うん、だからね。ツッキーが本気にやれなかった理由を知ってたから……俺が自主練してるなんて言ったら……ツッキーが離れていく気がして……言えなかったんだ。」

貴「……でも、言ったんだ?」

忠「うん、『頑張りなよ』って言われた。まぁ、先輩達には知られてたから先輩達に何か言われてたんだろうけど(苦笑)」

貴「……そっかー……みんなすごいなぁ……俺なんて……自分でまいた種なのに、勝手にグレて…迷惑かけて…大切な人を傷つけて…そして今も……」

忠「A……」

貴「分かってる……けど……まだ待って……お願い……頑張るから。頑張って整理するから」

あぁ、分かった。日向が怒っている本当の理由。

そうだね、日向。

でも、やっぱりAの気持ちも分かっちゃうから……困るなぁ……

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←貴「なぁんか疲れたなぁ」研「………」



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作者名:アニメ最高 | 作成日時:2018年12月30日 13時

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