第一試験、終了 ページ21
ダァン!!
突如、机を叩く音がしてカガナは起きた。
(あ、最後の問題のヤツだった)
「受けてやる!!もし一生下忍になったって…意地でも火影になってやるから別にいいってばよ!!!怖くなんかねーぞ!」
「もう一度訊く…人生を賭けた選択だ、やめるなら今だぞ」
「まっすぐ自分の言葉は曲げねェ…俺の…忍道だ!!」
イビキはほかの試験管にアイコンタクトする。
「いい決意だ、では…ここに残った全員に…第一の試験合格を申し渡す!!」
みんな驚く。
合格を言い渡したイビキは、すっかり雰囲気が柔らかくなっていた。
イビキからの話─
「ん?」
バリン、とダイナミック登場したのは、みたらしアンコだった。
(あの人…ボルトの頃になると…)
美人な人なのに…と、遠い未来を考えて哀れに思えてしまう。
本人は気にしてなさそうなのでいいのだが。
「死の森」。
ここは大蛇丸が現れ、サスケに呪印を、ナルトには五行封印を施させ、封印を弱らせる。
(…原作通りかな…)
これもまた酷な話、サスケには苦しい目に遭わせてしまう。
カガナは仕方ないと割り切った。
説明を聞き同意書をもらった後。
「サバイバルは任せて?血抜き、薬草…云々。全部、頭に叩き込んでるから」
「カガナくん…」
サクラは羨望する眼差しでこちらを見つめる。
「頼りにしてるぞ」
「おう。サスケも戦闘頑張ろうね」
「な!な!俺は?俺は!?」
「ナルトは気をつけてとしか言いようがない」
ナルトはズーンと落ち込む。
実はナルトが任務でそんなにしないはずであろう怪我を何回かしているため、その度にカガナに怒られていた。
主に治療をするのはカガナだが。
ドロドロなので、白には申し訳なかった。
「さ、二次試験始まるから」
「うん!」
─さあ、最初の死闘でもやるか。
(あ!でも大蛇丸戦どーしよ…)
カガナはまた思い悩んだ。
113人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「トリップ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
レルヤ(プロフ) - 漫画大好き少女さん» ありがとうございます!これからもがんばって書いていきたいと思います! (2018年4月8日 17時) (レス) id: 10d5175adb (このIDを非表示/違反報告)
漫画大好き少女(プロフ) - すごく面白かったです!続き期待してます!これからも頑張ってください! (2018年4月8日 17時) (レス) id: 412f05bc98 (このIDを非表示/違反報告)
レルヤ(プロフ) - 銀狼さん» 応援、ありがとうございます!まだまだ至らない部分が多々ありますが頑張ります! (2017年9月2日 17時) (レス) id: 10d5175adb (このIDを非表示/違反報告)
銀狼(プロフ) - とても素晴らしい作品ですね!これからも頑張ってください!応援してます! (2017年9月2日 13時) (レス) id: 487e55f362 (このIDを非表示/違反報告)
レルヤ(プロフ) - ムーさん» 更新、頑張ります!(*`・ω・´) (2017年8月27日 16時) (レス) id: 10d5175adb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ムック | 作成日時:2017年8月11日 21時