過信 ページ7
自分のだけって用意するの地味にめんどくさいんだよなあと、冷蔵庫から卵を取り出しご飯と混ぜる。卵かけご飯をかきこめば私の夕飯は終わりだ。後片付けを終えても当然まだローレンはお風呂に入っている。
というか、先に寝ないとローレンがソファで寝ちゃいそう。うたた寝はしてしまったが寝ようと思えば全然寝れる。明日は予定が盛りだくさんだから早く休みたい気持ちもある。
先程と同じように布団に身を包めばもう眠ってしまいそうだ。水の音に紛れてローレンの鼻歌が聞こえる。鼻歌にしては随分しっかり歌っているようだけど。
それを子守唄に眠りにつくのだった。
起きたのは朝の8時。手探りでスマホを探し、今日の予定を再確認する。帰れるのは一体何時になるのやら。ぐーっと伸びをして起き上がると、リビングに転がっている赤。
「え」
そっと覗くと紛れもなくローレンだ。まさか床で寝た…？いや、ベッドからここまで転がってきた可能性もある。気付いたら床で寝てると話していたのを思い出す。絶対身体痛いやろ。
起こしては悪いと思い、静かに準備をして家を出た。よくあることみたいだし、身体痛かったら起きるだろう。
「終わった…」
仕事を終えたときには疲労困憊。まさか最後に追加の打ち合わせがあるとは思わなかった。帰宅時間の想定を大幅に越し日付が変わろうとしていた。こんな日はお酒を飲むに限る。コンビニでお手頃な価格のウイスキーを購入し、ついでに飲むかわからないがローレンが飲めそうなお酒も何本かカゴにいれた。
早く飲みたい、帰りたいという一心でたどり着いたのはローレン宅。自宅に帰ってお風呂に入るという思考は、このときの私にはなかった。動画サイトを確認すると彼は絶賛配信中。防音室にいるとはいえ、音を立てないようにそっと侵入していく。
明日は帰る前に事前に連絡を入れておこう。ウーバーきたとか理由つけてミュートにしてもらおう。
忍者さながら、静かに静かに歩きなんとかお酒たちをしまい、着替えを持ってお風呂場へ直行する。裸の時間なんてほんの一瞬なのだから、そんなタイミングでローレンが洗面所に来るなんて漫画のようなことはあり得ないだろう。
とっとと脱いで温かいお湯にあたれば、疲れた身体に染み渡るようだった。ローレンの洗髪剤やらを拝借すれば、当然だがローレンの香りがほのかにする。
汗と汚れを洗い流し、綺麗さっぱり。これで美味しいお酒が飲めるとウキウキで身体を拭いていたとき、嫌な音がした。
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まつりか(プロフ) - ひかりさん» ひえ、生きがいにしてくださっているなんてお世辞でも私には過分なお言葉です…！ありがとうございます！捻り出して続き書きます！ (2月18日 7時) (
レス) id: b15522b6ae (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 更新ありがとうございます🩷今の私の生きがいです！これからの展開予想でドキドキしちゃいますね！応援してます(^^) (2月17日 22時) (レス) id: 066d5681b9 (このIDを非表示/違反報告)
まつりか(プロフ) - ひかりさん» コメントありがとうございます〜〜〜！自己満足で書いているものですが、そう言っていただけてとても嬉しいです！やっと続きを思いついたので、またぼちぼち更新していく予定です！ (2月15日 11時) (レス) id: b15522b6ae (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 最高です！優しい推しの姿想像してドキドキしちゃいました。続き楽しみにしています! (2月15日 0時) (レス) @page35 id: 066d5681b9 (このIDを非表示/違反報告)
まつりか(プロフ) - あーこっとさん» こちらこそ読んでくださってありがとうございます！コメントまでしていただいてとても嬉しいです！感謝です！ (10月9日 12時) (レス) id: 117b51e2b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まつりか | 作成日時：2023年10月8日 9時
