【刀剣乱舞】主は学生、男士は依存

No.27 ページ29

「主が夏風邪？」

「あぁ、一大事だ！！」

「よし、主の為に雑炊を作ろう、カニ雑炊なんて豪勢だろ？」

「あ、あぁ！早急に頼む！」







〜審神者部屋〜


「あーるーじっ！この長谷部が今日つきっきりでお世話をいたします！！」

『長谷部……うるさい……… ｺﾞﾎｺﾞﾎ………』

「す、すみません……主、お水はいかがですか？」

『いる…………』



苦しそうに起き上がりながらも水を飲む




「どうです主、体調は」

『頭が痛い……最悪だよ……』

「そうですか……後で燭台切がカニ雑炊を持ってきてくれるそうですよ」

『そう……燭台切の料理食べたら……治るかな……』

「きっと治りますよ、それまで少し横になってて下さいね」

『うん……』








「燭台切、その雑炊は俺が持っていく」

「え？長谷部くんが？いいよ、僕が持っていく、それに近侍の仕事だしね」

「いいや、主お世話係の仕事だ！」

「お二人共喧嘩するならば私が持っていきますよ」









「主、失礼します」

『あれ…太郎太刀……』

「さ、主、お食べください」



太郎太刀は主に雑炊を食べさせて

主は大人しくもぐもぐ食べている



『美味しい………ありがとう、燭台切』

「え、いや、うん！こんなのお安い御用だよ！」

「早く病が治ると良いですね」

「その事でだな、石切丸を連れてきた」

「主の一大事だからね、病魔を斬って差し上げよう」




その2日後



主は元気になっていたとさ

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