月とキミと狼と【吉野北人…】７

☆２９８ ページ3

．






涼太「Aちゃんハッピーニューイヤー！」


『あけましておめでとうございます 笑』


『北人くん、寝ちゃいましたね 笑』


涼太「絶対寝るから座っとけっつったのに」


涼太「別に眠くねーし！って嘘バレバレだわ笑」





やれやれ なんて言いながらソファで寝てる
北人くんに毛布をかけてあげる涼太さん。




お母さんから０時丁度にLINEが来てた。
お父さんは…スタンプ 笑



お泊まり会をしたあの日に、
わたしの携帯にかかってきた電話は母さんからだった。



お正月も帰れそうにないから
Aだけでこっちにおいでよ って内容だった。


聞いた時は 行きたい！って思ったけど、
こっちを見てる北人くんを見ると、北人くんと
過ごすのもありかも？って思えてお母さんにちゃんと伝えた。



その時に、秘密ことは内緒で、北人くんのことも話したの。


電話を聞いてたお父さんが心配しはじめちゃって、
その日はそのまま電話しなかった。笑




でも、次の日におせち頼んどいたよって
お父さんから連絡が来た時はほんとに嬉しかった。


まさかお父さんからそんな連絡くるなんて思ってなかったから。笑



北人くんのことは会うまでなんとも言えないけど
一応俺の娘の彼氏だから…俺もなにかしないとなってかっこつけちゃって笑



お母さんは なんか最近お父さんが変なの って言ってたけど笑笑





．

☆２９９→←☆２９７

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す