【七つの大罪】王女が信頼する者は大罪人〜forth〜

132.気づかされたこと ページ17

「お前のせいだ!!お前がアレンを見捨てるから!!!」



見捨てる…？



「裏切ったんだ、お前はアレンを!!!」



裏切った…？



「そんなこと言うな!!その時レノアは…」



「その場にいたんだろ!!」



庇わないでレック……



そう…私は…アレンを殺したも同然…

その時レックは助けようとしていたけど…

私が、もう少し早ければ……


私が、回復の魔術を勉強していれば……





こんな、ことには────……









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やめよう









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勉強しよう、回復の魔術を。
そしてやめよう、誰かを信頼するのを…



心を閉ざして、一定の者にしか心開かない…



大切な人を、ものを、全て完璧に守れるようになるまで……



強く、なろう…









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『ただ…僕のせいで泣いてほしくないんだ…僕のせいで…心を閉ざさないでほしい』








『心の殻、破ってみなよ…きっと、楽しいよ！』









『ずっと好きだったんだ……君のこと。…ううん、今も好きだから』









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『甘さならお前も…メリオダスに負けねぇよ!!』









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『お前が…無理してるからだよ』









『お前さ…17年前のあの事件…忘れたらどうなんだ？』









『もっと仲間を…オレを頼れよな？』









『オレは…お前を全力で守るから』









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アレン……レック……そして……メリオダス




本当に……ありがとう……




三人といたからこそ、気づいたこともたくさんあって…





アレン……あなたを助けれなかった私を……許してくれて、ありがとう…

心閉ざした私の心を…溶かしてくれて、ありがとう…





レック……あなたは、私の一番の仲間でありライバル……

一番古い付き合いかな…





二人とも、私の事を好きだと言ってくれて…ありがとう





メリオダス……いつも側にいてくれて…なんでも気づいてくれて…いざというとき頼りになる…

私達三人にとって、憧れの存在…





アレンとレックのお陰で、気づかされたことで一番大きいこと…それは









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私はメリオダスが………好きだということ

133.アノルの○心→←131.破壊の使徒

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