一目惚れされたせいで夜も眠れない。誰か救出して。【ユーリ on ICE】

94 ページ44

・









＿＿＿＿その後。




とうとう兄貴の番が来た。

兄貴とヴィクトルの間には凄い信頼関係みたいなものを感じてる。
頑張れ兄貴。



あ、ちなみにさっきユーリは無理やり納得させて戻ってった。



ふっふっふ、私の語彙力舐めんなよ。

慣れてる人ならポンポン言葉が出てくるからな。


慣れてない人?そんなの喋れないに決まってるじゃん(真顔)

いや、ね･･･。さっきJJがヴィクトルに話しかけてるから目玉飛び出るかと思った。


ヴィクトルの塩対応に恐怖しか覚えなかった。






｢A。Aは勇利の演技を見るのは初めてだよね?｣


｢えっ?うん。初めて｣






ヴィクトルが優しげに笑いながら話しかけてきた。

･･･こいつ私にゲロ甘か!!



私の肩を抱きながらヴィクトルは耳元で言う。






｢勇利、すっごいからね。

とても魅力的なカツ丼だよ。


Aには劣るけどね!!｣





最後の1文どうしたよお前は。(白目)


前半部分はすっごい色気があった。
最後の1文で力尽きてるじゃんか(震え声)





でも、兄貴の演技を見るのは楽しみ。


少しスケートをかじっていることもあって、そこら辺の人よりスケートは分かる。

兄貴の愛について、本当にどうなってるのか検討もつかない。






｢･･･っ!!兄貴ィィィィ!!がんばぁぁぁ!!｣






兄貴に応援のメッセージを言ってないことを思い出し、今慌てて応援する。


凄いシャッター切られた気がするけど後でヴィクトルがどうにかしてくれるだろう。




兄貴は驚いてこちらを見て、表情を引き締めた。


そして、曲が流れ始めた。

かなり自分勝手な話（必読）→←93

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す