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________「そんなことあったんだ・・・」




ヴィクトルが記者共にまた捕まっている間、私は兄貴に先程までの事を話していた。

もう少しで出番だというのに話を聞いてくれる兄貴は中々凄いと思う。



「まじで怖かった・・・。死ぬ。あれは確実にデットエンドだった・・・」

「ま、まぁまぁ」




異国の地で私何やらされてんだろ(真顔)
心の中で中指を立てておく。





「今までの中で一番面倒なパターンじゃなかんと?
Aはほっんとに男運悪かね〜」

「喧嘩売ってる?売られた喧嘩は買うからなおい」




苦笑いをする兄貴。

そういう兄貴だってコミュ障のせいで恋愛まともに出来なかったくせに。
優子さんへの淡い初恋しかないんだろバーカバーカ!!




「・・・A、何やってんだよ」


「あ、ユーリだ」
「ユリオだ」

「っだからユリオって呼ぶんじゃねぇっつってんだろ!!」



いい加減諦めたら良いものをユーリは健気にツッコむ。

・・・・・・日本の芸人でやっていけるんじゃ・・・!?





「んで、何かあったのか?」


「うん。AがさっきJJに絡まれてたらしくて・・・」

「JJ・・・・・・・・・?」


「そしたらヴィクトルが来て目隠しされたんだって」






おいこら兄貴何勝手に人の情報垂れ流してんだよ。


ユーリはこちらを向いて疑問を投じた。




「目隠しされた?どういう事だ?」




きっと何故目隠しという行為が重要なのか理解出来ていないんだろう。




「私とユーリが初めて会った時のこと覚えてる?」

「あんな衝撃的なモン見せられて忘れられるわけねぇだろ」


「その時なんか暗所恐怖症?みたいなの植え付けられて・・・。
目隠しされると色々マズい」






それを聞いたユーリ。

なんと首を傾げた。





・・・・・・・・・・・・・・・もしかして通じてない!?

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イツキ - 更新待ってます。いくらでも待ってます。だからお体の調子が良くなったら、ぜひ更新を考えてみてください。 (2017年12月31日 11時) (レス) id: 8e6b7bcff3 (このIDを非表示/違反報告)
ななふろ - ○○さん» コメントありがとうございます!!もっと面白く・・・はなるかは分かりませんが、番外編として続かせていただきます!!本当にご迷惑をお掛けしました・・・!!更新はゆっくりとですが行いたいと思います!! (2017年9月23日 15時) (レス) id: eae02ccef3 (このIDを非表示/違反報告)
○○(プロフ) - この面白い小説がもっと面白くなって戻ってくるのならこの小説がまた読めるのならいくらでもまちますよ!!お体に気お付けてください。更新楽しみにいて待ってます (2017年9月23日 9時) (レス) id: cebda297a8 (このIDを非表示/違反報告)
ななふろ - めぐみさん» コメントありがとうございます!!身体にもお気遣い頂いて、本当にありがたいです・・・!!本当にゆっくりと更新する予定ですが番外編を待っててくれるとありがたいです!! (2017年9月23日 8時) (レス) id: eae02ccef3 (このIDを非表示/違反報告)
めぐみ(プロフ) - 友達関係は難しいですし・・・何も知らない自分がアレコレ言えませんが、番外編であろうとこの作品が続くなら嬉しいです!!ドンピシャな作品だったので・・・リアルの生活も不安とかがあるかもですが、少しの休憩を入れながら、身体に気をつけてくださいね!! (2017年9月22日 23時) (レス) id: 8d8f0ffd77 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ななふろ | 作成日時:2016年12月25日 8時

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