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リンク場にて。
｢勇利ぃぃぃっ!!Aがぁっ!!俺のAがぁぁ!!｣
リンクの真ん中で絶叫をあげるヴィクトル。
耳に指していたイヤホンを投げ捨て先程からこの調子だ。
AAと叫び、絶叫し、僕の名前を呼ぶ。
27歳って成人だよね。園児じゃないよね。
あまりの子供過ぎる言動にこんな疑問を持っている。
｢どうしようどうしよう!!すぐに俺はAを連れ戻してロシアにある自宅に匿うべきかな!?躾けるべきかな!?それは楽しそうだね!そうしようかな!!
あぁもう!!何で盗聴器ってこんなに壊れやすいのさ!!Aの事を守れないじゃないか!!｣
何言ってるのかもはや僕には分からない。
ただヴィクトルがとてつもなく怒り焦っているのだけは伝わる。
ていうかヴィクトルのその行動は守るとは言わない。それはストーカーだよ。
｢あぁもうヴィクトル!!落ち着いてよ!!｣
｢だって勇利っ!!｣
｢とりあえず深呼吸して!!思考を落ち着かせて!!冷静になってよ!!｣
鬱陶しくなりつい怒鳴った。僕は悪くないよ。
リビングレジェンドということを忘れ、僕はヴィクトルに怒鳴ってしまったのだ。いや毎回怒鳴ってるんだけど。
言われた通り深呼吸をしたヴィクトル。
幾分か冷静さを取り戻したらしい。
｢･･･ふぅ･･･。ごめんね勇利。
毎回助けられてるね｣
｢もう慣れてきたから良いよ。
それで、どうしたの?｣
｢Aの盗聴器が壊された｣
･････････また!?
前も壊されたとか言ってたよね!?
｢声からしてAを気絶させた女かな･･･。
ということは前のやつも同じかな?
･････････ふぅん。俺にとことん喧嘩を売るんだねぇ｣
先ほどの取り乱しようから一変し、ヴィクトルは冷たい目をした。
Aの前では絶対見せないような目付きだ。
いつもの優しげで、暖かな目じゃない。
嫌悪感むき出しで、恐ろしく冷たい目。
それはヤンデレの本領を発揮したヴィクトルだ。
｢これである程度の目星はついたよ。
どうやって始末しちゃおうか･･･。
あぁ、安心して勇利。君の大事な妹で俺の愛しいAに害する虫は駆除しちゃうから。
さ、練習に戻ろっか｣
にこっと微笑まれ、僕は何も言えなかった。
まるでそれが当たり前だと言わんばかりの顔だった。
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イツキ - 更新待ってます。いくらでも待ってます。だからお体の調子が良くなったら、ぜひ更新を考えてみてください。 (2017年12月31日 11時) (
レス) id: 8e6b7bcff3 (このIDを非表示/違反報告)
ななふろ - ○○さん» コメントありがとうございます!!もっと面白く･･･はなるかは分かりませんが、番外編として続かせていただきます!!本当にご迷惑をお掛けしました･･･!!更新はゆっくりとですが行いたいと思います!! (2017年9月23日 15時) (レス) id: eae02ccef3 (このIDを非表示/違反報告)
○○(プロフ) - この面白い小説がもっと面白くなって戻ってくるのならこの小説がまた読めるのならいくらでもまちますよ!!お体に気お付けてください。更新楽しみにいて待ってます (2017年9月23日 9時) (レス) id: cebda297a8 (このIDを非表示/違反報告)
ななふろ - めぐみさん» コメントありがとうございます!!身体にもお気遣い頂いて、本当にありがたいです･･･!!本当にゆっくりと更新する予定ですが番外編を待っててくれるとありがたいです!! (2017年9月23日 8時) (レス) id: eae02ccef3 (このIDを非表示/違反報告)
めぐみ(プロフ) - 友達関係は難しいですし・・・何も知らない自分がアレコレ言えませんが、番外編であろうとこの作品が続くなら嬉しいです！！ドンピシャな作品だったので・・・リアルの生活も不安とかがあるかもですが、少しの休憩を入れながら、身体に気をつけてくださいね！！ (2017年9月22日 23時) (レス) id: 8d8f0ffd77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななふろ | 作成日時：2016年12月25日 8時
