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A子は真剣かつ適当な眼差しで私を見据える。
私はA子の物理のノートを固く握りしめていた。
｢本当に好きなら、私に自慢するでしょ｣
｢自慢なんてしないわ｣
｢嘘いえ。前は『私美人すぎてやばい』とか言ってたくせに｣
その時は仕方ないでしょ!!
私告白されたんだから!!イケメンに!!でも性格ダメだったからフッたわ!!
｢そんな些細なこと、なんでも私に言ってくるのに恋人･･･にかんしては何も言ってこない｣
･･････A子って将来何になるの?名探偵?怪しい薬飲まされちゃってちっこくなるの(震え声)
A子の尋問がとてつもなく怖い。
あんたそれ特技にしろよ。
｢･･･まぁ、私はあんたが良ければそれで良いんだけどさ｣
｢えっ｣
｢隠し事とかしていいよ。私そういうのそんなに気にならないし。
Aが良いならそれでよかよ｣
A子ちゃん。貴方それ無関心っていうのよ(震え声)
隠し事してもいいってなんだよ。A子心広すぎかよ。やましい事なんか何もねぇのか。
｢A子ちゃん･･･っ!!｣
｢やめろその眼差し痛い｣
｢A子ぉぉぉっ!!私一生ついてくぅぅ!!｣
だるさなんかすっかりと忘れ去り、私は嬉々としてA子に抱きついた。
｢おまっ、物理のノート離してからにしてよ･･･｣
｢A子だいしゅき｣
｢気色悪い｣
一瞬デレを見せたA子は既にいつもの毒舌マシンに変わっていた。なんだその変わりようは。
ピロリんと、メッセージ受信音が響いた。
私はスマホを立ち上げ、確認した。
『俺もAに好きって言われたいよ。
日本語がまだ分からないから何言ってるのか分かんなかったけど、好きって言うのは聞き取れたよ』
｢････････････ｱｯ｣
そういやこいつ盗聴器つけてるんだった。すっかり忘れてた。
日本語で話してて良かった。
ていうか日本語分からないなら盗聴する意味なくない?もしかして簡単な言葉から文を推理してるの?
んだそれエスパーかよ。
A子よりすげぇエスパーだな。
＿＿＿＿
A子ちゃんの名前決めようかと迷ってます。
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イツキ - 更新待ってます。いくらでも待ってます。だからお体の調子が良くなったら、ぜひ更新を考えてみてください。 (2017年12月31日 11時) (
レス) id: 8e6b7bcff3 (このIDを非表示/違反報告)
ななふろ - ○○さん» コメントありがとうございます!!もっと面白く･･･はなるかは分かりませんが、番外編として続かせていただきます!!本当にご迷惑をお掛けしました･･･!!更新はゆっくりとですが行いたいと思います!! (2017年9月23日 15時) (レス) id: eae02ccef3 (このIDを非表示/違反報告)
○○(プロフ) - この面白い小説がもっと面白くなって戻ってくるのならこの小説がまた読めるのならいくらでもまちますよ!!お体に気お付けてください。更新楽しみにいて待ってます (2017年9月23日 9時) (レス) id: cebda297a8 (このIDを非表示/違反報告)
ななふろ - めぐみさん» コメントありがとうございます!!身体にもお気遣い頂いて、本当にありがたいです･･･!!本当にゆっくりと更新する予定ですが番外編を待っててくれるとありがたいです!! (2017年9月23日 8時) (レス) id: eae02ccef3 (このIDを非表示/違反報告)
めぐみ(プロフ) - 友達関係は難しいですし・・・何も知らない自分がアレコレ言えませんが、番外編であろうとこの作品が続くなら嬉しいです！！ドンピシャな作品だったので・・・リアルの生活も不安とかがあるかもですが、少しの休憩を入れながら、身体に気をつけてくださいね！！ (2017年9月22日 23時) (レス) id: 8d8f0ffd77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななふろ | 作成日時：2016年12月25日 8時
