一目惚れされたせいで胃に穴が開きそう。誰か助けて。【ユーリ on ICE】

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突然の闖入者に驚くヴィクトルに私は渾身の頭突きを食らわせた。

そしてそのままの勢いで私は兄貴のそばにペトっとくっつく。




｢Oh!?｣


｢いっだ!!石頭か!!兄貴ヘルプ助けて!!｣


｢え、え･･･?ど、どういう状況･･･!?｣






日本語で兄貴に助けを催促する。


普段は英語でこいつとコミュニケーションを取ってる。
ほら、私脳の作りが凡人とは違うから?ごめんなさいただ頭いいだけです。


昔、頭良いのに『えぇ!?頭悪いよ!?』と言ってる奴を見てとてつもなく苛立ったから私は頭良いよと認めてる。





｢A、何があったの?｣


｢奴に襲われかけた!!2度目だよ!?2度もあの男の象徴をおっ立てられたんだよ!!?｣



｢へ!?ヴィ、ヴィクトル何やってんの!?｣


｢ん?Aと子供作りをしようとしてただけだよ?｣




｢こどっ!!?｣







そうなんだよ。兄貴がいない間に私頑張ってたんだよ。頑張って純粋さを守ってたんだよ。よく同じ高校のギャル共が『ウチ昨日彼氏とヤッたw』とほざいてるがそんなんカッコよくねぇし!!

(個人的見解です)





｢･･･あれ、んで兄貴何しに来たの?｣





私の記憶が正しければ兄貴は『大変なこと』と言っていたはずだが･･･。




｢あ!!そうだった!!｣


｢忘れてたね｣

｢そのまま忘れてて良かったのに･･･。ねぇA、続きしよ？｣

｢やだ!!｣






腹と尻にあの感覚が這い寄ってきた。

てか兄貴早く話せ!!ヴィクトルになんか言われたからってへこたれるなガラスハート!!




｢トゥ、トゥイッターで三つ子たちが･･･｣


｢･･････････････････ん?｣








やばい予感しかないよ。

ねぇやばい。兄貴と同じ目に遭いそう。






｢さっき、Aが滑った動画がアップされてた･･････｣






｢･･･････････････ん?｣



｢今動画は消されたらしいけど、前回僕のでかなりフォロワー数が増えたらしいから拡散されてるかも･･･｣








･･･････････････ん!?(目だけが笑ってない笑顔)

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