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皆さん、おはようございます。勝生勇利です。
突然ですがヴィクトルがAの事を好きになったのは僕に原因があります。
実はAとヴィクトルが対面したのはヴィクトルが俺のコーチになる宣言をした翌日の午後なんだよね。
一日目は相当疲れてたのかAはずっと部屋に閉じこもってたから会えなかった。
食事とかも僕達がいない時に運良くとってた。
しかし、そのあいだに僕はある事件を起こしてた。ごめん本当。
『ねぇ勇利。君に下の兄弟はいないのか？』
『あ、いますよ。僕に似てない可愛い妹』
『Really?その子はスケートやってるのか?』
『あー、昔はやっていたんですけどね･･･』
そう。Aは昔スケートをやっていた。
僕の影響を受けてかリンクで滑っていた。
『？今はやってないのか』
『はい。昔ちょっとしたトラブル起こしちゃって･･･それがトラウマみたいな事になって今は全然やってないです』
『へぇ。滑る姿、見てみたかったなぁ』
Aのスケートは素晴らしいものだった。
綺麗とか上手いという表現が全く合わず、ただただ美しい滑りだった。
まるで羽が生えたかのようなステップにジャンプ、表現力溢れる演技。
見ている人が思わず泣いてしまうほどに感動を与えた。
ヴィクトルに見せたかったなぁと思っていた時、スマホに録画してある動画を思い出した。
『あ、ヴィクトル。妹が滑ってる動画ありますよ』
『本当かい？見てもいいかな』
『良いですよ。ヴィクトルに是非見て欲しいです』
スマホを操作し、一本の動画を再生する。
やめるキッカケになってしまったプログラムだ。
ただリンクで滑っているだけの。
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ヴィクトルは黙って動画に見入っていた。
Aが14歳の時の物だ。割れながら素晴らしいカメラアングルだと確信していた。
そこでヴィクトルの様子がおかしいことに気づいた。
何故か肩を震わせているのだ。
『ヴィ、ヴィクトル？』
『･･･Marvelous!!!』
ヴィクトルはそう高らかに言うと、立ち上がった。
その目は少しだけ潤みを帯びていた。
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ななふろ - なつきさん» コメントありがとうございます!!面白かったと言っていただき嬉しいです!!方言のあとでコソッと直しておきますね(震え声) 返信が遅くなってしまい申し訳ございません!! (2017年1月7日 13時) (
レス) id: eae02ccef3 (このIDを非表示/違反報告)
なつき - すごく面白かったです！！ただ、方便じゃなくて方言では…？ちょっと気になったのでコメントさせてもらいました。更新楽しみにしてます！！頑張って下さい！ (2017年1月2日 9時) (レス) id: ba68c224aa (このIDを非表示/違反報告)
ななふろ - マシュマロさん» コメントありがとうございます!!処女作がこれでいいのかなって感じですけど気に入って頂けて良かったです!!最近は更新が遅くなってますけど毎日更新を心がけてますので楽しみにしててください!! (2016年12月23日 17時) (レス) id: eae02ccef3 (このIDを非表示/違反報告)
マシュマロ - ヤンデレなのにギャグって新鮮で面白いです! 日々の楽しみになっています♪ (2016年12月23日 8時) (携帯から) (レス) id: 18b914b5ab (このIDを非表示/違反報告)
ななふろ - 美鈴さん» コメントありがとうございます!!やっぱり間違ってました!?自分で打ってても可笑しいなって思ったんです!!教えていただきありがとうございます!!これからも頑張りますのでよろしくお願いします!! (2016年12月17日 20時) (レス) id: eae02ccef3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななふろ | 作成日時：2016年11月24日 22時
