himawari 2

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夏恋side




もうなんでこんなことなるかなー




臣さんだってAがいるのに
遊ぶって



Aだって彼氏が2人で遊ぶ約束
してて普通の顔しちゃって




もう本当わかんない





ｶﾞﾁｬｯ




隆「あれ？いないね

昼休み始まって結構経つけど」

臣「そうだな」





臣さんと隆二くんだ




探しに来たのかな
おんなじ空間にいるけど

さすがに出ていけない





ｷ-ﾝｺ-ﾝｶ-ﾝｺ-ﾝ




ｶﾞﾁｬ



誰だろ
臣さんと隆二くんは帰ったし




『いた…』

夏「なんで来たの…」

『だって授業にまで来ないんだもん』

夏「そんなんよくあるじゃん

突き放したの私じゃん放っとけばいいのに」

『放っとかないって

あんな空気になってお互いいいことないじゃん』

夏「…」

『私だって付き合うのとか初めてだし
複雑だったけど臣くんに言ったところで自由
無くしちゃったらって思ったら言えなくて』

夏「優しすぎだよ。

自由をなくすことは違うと思うけど
優しすぎると失っちゃうよ」

『…うん』

夏「でも、Aが探しに来ると思わなかった」

『なんで？』

夏「普通こんなに気まづい空気になったら探しになんでこないって」

『そうなの？』

夏「そうなの。

ごめんね」

『気にしてないって』

夏「ありがとう、今から遊びいこー」

『流れおかしくない？』

夏「なんか、ね、」

『いーよ、いこ』




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