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12. ページ12

ガタンゴトン


電車に揺られて向かう場所



お父さんとお母さんのお墓
線香たて手を合わせる



そしていつもあの場所へいく


二人が亡くなった場所。



小さかったけど覚えてる
一生忘れない


今住んでる場所から少し遠いから
時間がかかる


でも、
敢えて遠くしたの
私の過去を知ってる人がいっぱいいるから

私は
逃げたの。
いろんなことから
そうしないと自分が消えたくなっちゃうから



もう暗くなっちゃったな
帰ろ


ガタンゴトン



『ただいま』

敬「おかえり」

『なんで...いるの...』

敬「A聞いてくれ、すまない。過去のことを3人に話した...」

『なんで...また一人になるの?折角できた場所をなんで壊すの...意味わかんない...』


バタンッ



全力で走る


なんで信じてたのに
また一人になるの?
ふざけないでよ。



?「ハァハァ...いた...」

『...』

臣「こっちこい...ハァハァ」

『...やだ...来ないで』

臣「俺も隆二も夏恋ちゃんも離れていかねーよ。だから来いよ」

『ぃや...やめて!!』


近づかないでよ
腕を掴まれる


『おねがいだから来ないで...ょ...』

臣「落ち着け!!」

『み...んな...私を裏切る...今まで仲良かったのに...避けて...一人にする...怖いの...もう笑えなくなっちゃったり...もう嫌』


臣「裏切らないよ。俺らが昔のお前に戻してやるよ...。みんなが離れていくと思うなよ。お前の目の前に誰がいる」

『臣...先輩...』

臣「離れてないだろ...あの二人だって離れてないだろ。俺らが守るから」

『コクン』

臣「帰るぞ。みんな待ってる」

『ぁりがとう...』

臣「おう。さみからこれ着とけ」

パサッ




臣先輩のパーカーは温かかった

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yuzuna(プロフ) - 笑さん» 不快に思われたならすいません。少しだけ減らしました!でも評価をしてもらってお礼を言わせてもらったりしているページはこれからもあると思います。よろしくお願いします! (2016年11月8日 8時) (レス) id: 7658c4a1c7 (このIDを非表示/違反報告)
yuzuna(プロフ) - 気になるんで! (2016年11月8日 5時) (レス) id: 7658c4a1c7 (このIDを非表示/違反報告)
- めっちゃ評価評価言うんですねw (2016年11月8日 5時) (レス) id: 1b2ef2f284 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:yuzuna | 作成日時:2016年3月30日 22時

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