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「今日は終わりー
お疲れ様でしたー」







遅れて行ったのに怪我までして
見学になってなんでこんなについてないのかな









「大丈夫?」

「あ、大丈夫です」






出来るだけ笑顔で答えて
立ち上がろうとしたけど

力入らなくて








「危なっ」

「すみません…」

「ちょっと見せて」






足首をELLY先生がみてくれた








「ちょっと腫れてるね、、捻挫かなー、
ちょっとレッスンは休んだ方がいいかもね」








レッスンは休んだ方がいい…か、
1番言われたくなかった







いつかELLY先生みたいになりたいって
思ってるのに




こんなんじゃ…







「帰れる?大丈夫?」

「大丈夫です、兄呼ぶので…」

「気をつけてね」





生徒はみんな帰って
私と先生だけになっちゃった






先生は優しい









兄が迎えにきてくれるって行ったけど
歩いて帰ろう









もう真っ暗だけど
頭を冷やすのにちょうどいい








とか考えてたら









後ろから誰か来てるような気がして
振り向いたら





突き飛ばされた








「痛い…」

「大丈夫!?」

「え?A…」







ELLY先生だった






「ちょっとごめんね」

「えっ」





お姫様抱っこされてる
そのままELLY先生の車の後ろに降ろされた






「大丈夫?」

「は、い」





私が怖くて震えてるのみて手を握ってくれた
泣きたいくらい怖くて助けを呼ぶ暇もなくて









でも
先生に手握られたら涙が止まらなくなった








「大丈夫、大丈夫」





私が泣き止むまで
先生は抱きしてめくれた







そのあと、家まで送ってくれて



お母さんにも今日の怪我のことと
誰かに突き飛ばされたことを話してくれた









「大丈夫?」

「うん、大丈夫」









お母さんも心配してくれて
放心状態に近い私を気遣ってくれた









ダンスやめた方がいいのかな
色々なものが重くのしかかってくる









結局、次の日は初めて学校もスクールも休んだ








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作者名:yzn | 作者ホームページ:https://www.instagram.com/yzn.00012  
作成日時:2019年2月28日 17時

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