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ある日の昼間
今日は天気いいなーとか思ってたけど


午後になって
崩れ始めて結構雨が降って来た









「まじかー…」









部長は雨だったことがそんなに嫌らしい。
デートとか?水族館だとしたらそれはないか









天気予報で言ってなかったし
そのうちやむかなって思ったけど

やむ気配もなく帰る時間になった









ちょっと遠くに健二郎さんが見えた
空見上げて何か決心したようにしたから


こんな土砂降りの中を走ってどこかに
行くのかな









「健二郎さん!
濡れちゃうから!…これ使ってください!」


「A何で帰るん」


「傘!もう一本あります!」

「ごめんな」









全然大丈夫です!健二郎さんのためなら!




本当はもう一本なんてないけど
私は走って帰ろう









「お姉ちゃん!ご飯食べ行こ!」









ずぶ濡れになりながら走って帰って
お風呂から出たらインターホンがなって


妹からのご飯のお誘い
こんなに土砂降りなのに





久しぶりだしいいか









外でご飯食べて、

あっという間に酔って雨も止んだ頃
歩いて帰る









「…あ、健二郎さんと、、」

「んー?健二郎さんー?だれー?それー」









やっぱりデートだったんだ
酔ってふわふわしてるとこから
現実に引き戻された感じ








会社で会うし見てないふりしよう
こんなの見たってへっちゃら


















「おはようございます」


「おはようさん」









顔色悪い健二郎さん
椅子に座ってもグデンってしてる






聞けば
二日酔いらしい。


楽しくてお酒も進むか、









「今日飯行かへん?




…え、無視?」



「わ、私ですか!?」

「そうー」









彼女と会った次の日に
私と会っちゃって大丈夫でしょうか…





私まだ死になくないですよ…?






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作者名:yzn | 作者ホームページ:https://www.instagram.com/yzn.00012  
作成日時:2019年2月28日 17時

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