十六，ばったり ページ20
Aside
その後、教師全員に鬼について話し帰路についた。
爆｢オイ、無個性鉄仮面。｣
ん？あ、爆豪。
『何。』
爆｢テメェ、今日の敵について教えろや。｣
う・・・近い近い。まるで、ヤンキーに迫られてるみたいだから。勘違いされるから。
『あれは鬼。以上。』
爆｢知っていること全部教えろ。｣
え〜・・・長くなるんだけど？それに、本日2回目。
？｢君！その少女から離れたまえ!｣
ん？その声は・・・聞き覚えがあるぞ・・・。
煉獄さん・・・。
ほら。やっぱ勘違いされたじゃん。
爆｢あ？テメェ誰だ、コラ。｣
こら。まるで本物のヤンキーみたいになってるから。
煉｢俺は煉獄杏寿郎だ!!キメツ学園の歴史教師をやっている！｣
キメツ学園の歴史教師・・・？あ、それより。
『煉獄さん。私、絡まれてませんので。』
煉｢ん？その声は氷河少女か！元気にしていたか!?｣
はいはい。元気100％ですよ。
爆｢知り合いなんか。｣
『ん。前世からのね。』
煉獄｢うむ！元気そうで何よりだ！｣
そちらもご壮健で何よりです。
『爆豪。自己紹介。』
爆｢あ？んで俺が!!やるかボケ!!｣
｢ボケなんて言ってはならないぞ!!｣
爆｢るっせぇっ！クソオヤジ!!｣
はぁ・・・面倒くさ。
『煉獄さん。彼は爆豪・・・爆豪・・・爆豪の名前？・・・カツオだっけ・・・？』
爆｢勝己だ、コラ!!絞め殺すぞ!!!!!!!!!!｣
あ〜。勝己ね。
『えっと、彼は今のクラスメートです。』
煉｢クラスメートか！元気が良いのは良いことだ!!ははははは!!｣
うん、話しが通じないのは変わらないようで。
爆｢前世からのってどういう事だ。今日の敵と合わせて諸々説明しやがれ。｣
『爆豪五月蝿い。空気読んで。感動の再会シーンだよ？』
煉｢それにしては、表情筋がピクリともしないがな！ははははは!!｣
愉快で何よりです。
煉｢では、そろそろお暇するとしよう！またキメツ学園に来るといい！皆いるぞ！爆豪少年も一緒に来るといい！では、またな！｣
煉獄さんは走っていった。ふぅ。嵐が去った・・・。
爆｢改めて説明しやがれ。｣
う。まだ言っているのか、コイツは。
『また、機会があればね。じゃ。』
爆｢オイ！ちょっ!!｣
私は走って帰った。と、いうか逃げた。
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作者名：十二支 | 作成日時：2021年10月13日 0時
