Love so sweet (ページ9)

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危機一髪 your side ページ9

ガチャガチャっ。

鍵を開ける音がする。

宏だ…。

オットケ…(どうしよう)

あっ…

咄嗟にLINE電話をかけてポケットに入れた。

JJ『ヨボセヨ。(もしもし)

祥子？

どっした？』

祥子「イヤっ、
来ないで。

何で勝手に来るのよ。

鍵も勝手に開けて入らないで！

荷物纏めておいたから、
今すぐここから出てって！

鍵も置いてって。

キャッ⁉」

宏「俺たち、
もうすぐ結婚すんだから、
そんな事しなくていいだろ？

今迄たくさん寂しい思いさせたけれど、
もう大丈夫。

一週間後にお前を連れて、
アメリカに行く事になったから。

夫婦同伴が条件の転勤。

俺たちが付き合った記念日、
向こうで祝おうぜ。

つーか、
その頃には夫婦じゃなきゃ
いけないんだけどさ。

どーせ、
あいつとは遊びだろ？

浮気だろ？

マリッジブルーだったからだよな？」

祥子「違うっ。

あなたがそんな勝手な人だと思わなかった。

婚約なんてした覚え無いし。

もう、
あなたとは一緒に居られない。」

宏「何で、
そんな事言うんだよ。

俺を一人にしないでくれよ。

お前を、
祥子だけを愛してるんだよ！

お前じゃなきゃダメなんだよ！」

壁に追いやられ腕を片手で固定されたら
ナムジャの力には敵わない。

無理やりKissされる…

そう思った瞬間(とき)、
ドアが空いて管理人さんとｼﾞｪｼﾞｭﾝがきてくれた。