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細やかな幸せ JJ side ページ23
早く一人前って認めて欲しくて、
今迄与えられた仕事を
がむしゃらにして来たから、
俺たちに本気の恋なんて必要なかった。
周りに寄ってくるオンナは俺が当時所属していた
グループの事をブランドとかステータスみたいに
しか考えてなくて、
その中なら誰でも良いとか、
1人の人間としてすら扱ってくれなかったし、
俺自身じゃなくて、
今思えばみんな、
芸能人としての俺の上辺だけ
キム・ｼﾞｪｼﾞｭﾝじゃないもうひとりの俺、
ヨンウン(
見てくれてなかったんだろう。
だから、
初めて会った時から仕事ていうのもあるけれど、
普通にひとりの人間として俺をキム・ｼﾞｪｼﾞｭﾝとして
みてくれてる祥子を好きになって今すっごく
幸せだ。
腕の中に好きな人がいる。
それが、
今の俺の
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作者名：みっきぃ | 作成日時：2015年4月22日 15時
