LOVE YOU MORE 【JS】 (ページ15)

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電話ページ15

打ち上げもそこそこに、
二次会に行かずホテルに帰ることにした。

彩「もしもし。

キムｼﾞｭﾝｽさんですか？

私、彩と申します。

先程、居酒屋のトイレのところで
お会いした…。」

ｼﾞｭﾝｽ「あ、電話くれましたね。

ありがとうございます。

ぼっく、カリスマｼﾞｭﾝｽです。」

彩「私みたいな、ファンに連絡先渡しても
大丈夫なんですか？」

ｼﾞｭﾝｽ「これはプライベート専用で、
こないだ新しくしたばかりのiPhone6だから
大丈夫でっす。

何ならキミ専用でも良いよ。」

彩「え？」

ｼﾞｭﾝｽ「だって、やっと見つけました。」

彩「はい？」

ｼﾞｭﾝｽ『コンジュニムイルミムォエヨ？
(お姫様、お名前は？)』

彩『チョヌン彩ラゴハムニダ
(私は彩と申します。)

チャルプタカムニダ
(よろしくお願いします。)』

ｼﾞｭﾝｽ『ミョッサリエヨ？
(何歳ですか？』

彩「日本人女性に初めての電話でも
歳を聞く…っていうのは失礼だけど、
言えない歳じゃないし…。

８６年１２月２３日生まれです」

ｼﾞｭﾝｽ「じゃ、ぼっく、
８６年１２月１５日だからちょっとだけ、
歳上だね。

これから、２人の時はオッパって
呼んでくれない？」

彩「次回までに呼び方は考えておきます。
あ、もうこんな時間。

早く寝てライブ２日目に備えて下さい。」

ｼﾞｭﾝｽ「ひっさしぶりに沢山日本語使ったから
今日は疲れました。

でも、よく眠れそうです。

明日もあ、日付変わってるから今日も
終わったら連絡して良いですか？」

彩「は、はい。

おやすみなさい、オッパ。」

ｼﾞｭﾝｽ「おやすみ」

りさとホテルに戻る途中はずーっと頭ん中は
ジュンちゃんと何を話せば良いのか考えてたのに
キャパオーバーで、この時結局何を話したのかは、
ジュンちゃんに怒られちゃいますが、
あまり覚えていないんです。

でも、ジュンちゃんも覚えてないと
思うんだけど、私達、何年か前にも一度
会った事が有るんだよ。